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何故、先祖供養をするのか

先祖供養をする上で
分かっておきたいこと

ご先祖様の名前、戒名

出生地、生年月日、命日

ご先祖様の為人(人となり)を知る
などです。

ご先祖様の名前、戒名、命日

これは当然のことなのですが、
以外と

おばあちゃんのお墓参り
おじいちゃんの13回忌の法事

と言った感じで
以外と、その御名前を知らなかったりします。

また戒名となると、ほとんどの人は
気にも止めません。

生前の御名前は俗名と言います。
これは肉体の名前です。

私たちの肉体は仮のもの
魂の一時期の入れ物に過ぎないというのが
仏教の考え方です。

誰もが、いつか肉体は滅びます。

肉体は滅びますが、
魂は条件付きで永遠に存在できます。

そして魂の御名前が戒名とも法名とも言われます。

ですから没年月日
命日は
魂の誕生日
なのですので
非常に大事なことなのです。

私たちも誰かが、自分の誕生日を覚えてくれたら、
嬉しいものですから

自分のご先祖様の
御名前、戒名、命日
くらいは
知っておきたいものです。

出生地、故郷

私たちは生まれ育った地域

しばらく離れていて
そこへ行くと
そこでの出来事が
例え、そこでの出来事が
良い思い出が無かったとしても、
懐かしいものです。

どんなことがあっても
育ててもらった恩、
それがあって私たちが
今あるのです。

ご先祖さんの集合体である私たちは、
自分が行ったことがない場所でも、

ご先祖さんが生まれ育った土地に行くと、
不思議と感じるものがあります。

それは、
私たちの身体にあるDNA、遺伝子が喜んでいると思います。
これも大事な先祖供養になるのです。

ご先祖様の為人を知る

先祖の為人(人となり)とは
人柄、特性、天分、持って生まれたもの

それらをひっくるめて
その人の生き様を示します。

それはご先祖さまから私たち子孫への、
メッセージです。
良いところは見習い伸ばし、
悪いところ、
要素からは避ける、離れることです。

しかしどうやって?
先祖の為人を知ることが出来るのか、

順番があります。
先ず出来ることは、
自分の両親から、親(祖父母)のことを聞くことです。

それも聞き方があります。
いきなり、どんな人だったのか聞くのではなく、

育てられた時代が、どんな時代だったのかを聞きます。
流行っていた歌や映画、ドラマ
主に聞くのは、その時代背景、環境を聞きます。

それと今の時代との違いを聞きます。

その中で両親が、どうやって育てられたのか、
そこから、どんな考え方だったのかを聞きます。

それぞれ家庭には
その時々の時代、環境、家庭の教育方針、

アップトレンド良かった時期も

家族構成、仕事、景気が良かった、
悪かった、
または家計が苦しかったことなどの
ダウントレンドも

父親には父親の
母親には母親の
その時々の状況があっての
反応だったことが理解出来るのです。

この聞き方は両親に祖父母のことを聞いていますが、

結局は両親の根っこの部分を聞いています。
これは家系図分析の第一歩で、非常に大事なことです。

祖父母が生きている場合は
逆パターンの、
祖父母が子育てしていた時代を聞くことです。
それと祖父母が子供だった時代が、
どんな時代だったのか、
どうやって育てられたのかも、

自分たちにとって曽祖父母の
貴重な情報になります。

こういったことに興味を示して、
先祖の情報を集めようとすることが、
先祖供養になるのです。

そして、結局
先祖供養は何のためにやるのかは

自分のためであり、
ご先祖からの祈り、
幸せになって欲しいという思いに応えること、

先祖に恥じない生き方をすることが
最大の先祖供養になるのです。

開運波動研究家 家系図作成調査士
北原貴之

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