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家系図作成、自分でやってみる 前編

家系図を作りたいのだけど、自分で出来るの?
と考えたことがあるという方が多くいます。
ほとんどの人が「なんか難しそう」、
「大変そう」と思われています。

家系図作成の手順として
先ずは本籍地を見つける。
これは以外と多いのですが
住民票と戸籍謄本とごっちゃになっている人がいます。

そして基本、郵送請求です。
本籍地は、あちこちから行ったり、来たりしていますので、
先祖が一つの住所にずっといることは稀になります。

住民票はお住まいの住所
戸籍謄本は本籍をおいている住所

もちろん一緒になっている人もいます。
もしわからないという場合には、
住民票請求する要項に
本籍記載にチェックしておけば
本籍住所が記載された住民票が取れます。

本籍地、戸籍謄本を遡る

戸籍謄本は出生地、生まれた日と届けた役所、役場
ここで注意したいのが、

出生地と戸籍住所は違いますので、
注意が必要です。

住所のあとに戸主誰々(名前)記載の住所に請求しないと、送り返されます。

そして古くなればなるほど
書かれている字が手書きで読み取りが大変です。

このような古い戸籍謄本から従前戸籍を割り出し役所に請求していくことの、
繰り返しで取り寄せられる戸籍を請求します。

転籍を繰り返している場合

転籍を繰り返している場合を除いて、
早い人で半年もあれば全ての戸籍謄本を取り寄せることが出来ます。

遡れば遡るほど日本語とは思えないような名前が出てきたり、

家系図を作ることにでしか分からなかった、
私たちの先祖の名前が次々と分かって来ます。

それはある意味先祖の魂の蘇り、
先祖の命は、今生きている人の思い出しか生きられない存在なのです。

先祖への遡及はこうした、先祖の存在を見つけ、
存在の死を防ぐために家系図を作り後世に残していくための意味があるのです。

転籍を繰り返していると、途中で止めたりしますが、
あきらめずに続けていると、先祖からして、
私たちに見つけて欲しかった祖先が戸籍謄本から見つかり、
そのご先祖の存在の死が防げたということなのです。

存在の死

存在の死とは、死んで後、この世の中でその人のことを誰も知らない、
忘れられた状態を言います。

肉体の死はこの肉体が滅ぶことですが、誰でも一度は亡くなります。

しかし存在の死は、生き方によって後世にその存在を残すことができるのです。
その一番の方法が家系図を作ることです。

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