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6月・10月に診察・薬局の費用がアップします😨😨

 最近、薬局で薬をもらった方、同じ薬なのに先月より少し支払い多い
感じませんか? 実は6月1日から処方箋に係る費用が、30円アップしています。このアップ分は厚労省が「40歳未満の薬剤師と事務職員の賃上げ分」として決めたものです。
 いま「何故、5月なのに高い?」と思われた方、処方は 4週分以上では
ありませんか、6月に服用する分も含まれているので、計算されてしまい
ます😨。
 さらに10月1日からは、なるべくジェネリック医薬品(後発医薬品)を使用してほしいとして、薬剤費用がアップするケースがあります
国民健康保険の維持の為にジェネリック推進の方策の一つです。
ここでは🥼薬局での変更について説明します。
 アップするケースは現在、先発医薬品を服用されている方になります。
但し、全ての先発医薬品では無く、1,095種類(長期収載品🔖)が該当します。なお、主治医が先発医薬品の使用とした場合は除外されます
 その仕組みですが、患者が後発医薬品でなく先発医薬品(長期収載品🔖)を使いたい」と希望した場合には、両者の差額の4分の1を、患者が負担する仕組みです(選定療養と言います)。
 要は後発医薬品を使って下さい。先発医薬品を選ぶならば自己負担して
下さいと言うことです


 長期収載品が500円/錠、後発医薬品が250円/錠で、3割負担の場合を
例として説明します。
🟢現在
 
処方薬が後発医薬品 1錠250円の場合は、75円/錠(250円/錠の3割負担)
が薬剤費用です。 *参考:長期収載品が1錠150円
🔴10月から
:現在の後発医薬品のままの場合 ➡ 75円/錠のまま変わりません。
長期収載品を希望した場合 ➡ 200円/錠
<この計算方法>
①選定療養負担分 ➡ 68.75円/錠
 これは長期収載品が500円/錠、後発品が250円/錠なので、その差額250円(500円-250円)×4分の1である62.5円/錠が「選定療養負担分」とされ、
さらに消費税(10%)が上乗せされた68.75円/錠となります。
②3割負担部分 ➡ 131.25円/錠
 長期収載品の500円/錠から、上記62.5円(選定療養部分)を引いた
437.5円/錠の3割となる131.25円/錠
最終的には、支払い費用は選定療養分①と②の合計で200円/錠となります。
 なかなか理解しずらい計算、🥼薬局で説明してくれるはずです😯。

🔖選定療養の対象医薬品リスト(1,095種類)は公表されています。
リストアップされた薬剤は、
後発医薬品が発売されてから5年を経過した薬
または
5年経過しなくても後発医薬品に置換えられた割合が 50%以上の薬
(薬剤例)
高血圧治療薬アジルバ錠、保湿剤ヒルドイド軟膏、利尿薬サムスカ錠
アレルギー薬アレジオン錠・アレジオン点眼液、湿布剤モーラス
潰瘍薬ネキシウムカプセル、認知症薬アリセプト・メマリー
睡眠薬マイスリー、消炎鎮痛剤ロキソニンなど
対象医薬品全1,095品目のリストは厚労省ホームページで確認可能

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