NIKKE研究各論(10) シリアナ
今回のテーマは排泄。アイドルはXXXしないみたいなことを言っていてはニケはやっていけないのである。そもそも各論3の発汗も排泄の一種であるから、排尿排便もある。(既定路線)
食事をするという事は畢竟、飲食したものを体外に出さなくてはならないという事でもある。ドラえもんみたいに体の原子炉にツッコメるのなら話は早かったのだがそうは出来ていないのだ。
ニケはサイボーグであるので、筆者は当初、食べたものを直接腹からかき出すような機能を想像していたが、メンタルに及ぼす影響を考慮するとこれは不可能である。そもそも、歯があるから完全に機械のボディを想定し得なくなったのだ。
次に考えられるのはストーマの造設である。ストーマとは、消化管や尿路の疾患のために、腹部に増設する排尿排便用の人工の入り口のことである。
これだと人間も行なっているので精神衛生的には問題なく排泄を行えるものの、パウチの掃除や交換をする必要がある。戦闘中に爆裂したら目も当てられない。しかも、ニケは消化・吸収を行なっている関係上、無理に行わなくてもよい。消化と吸収については各論1をお読みください。
ちなみに、筆者はストーマでおせっせする某ゲームのエロ同人誌を所有しているが、少なくとも入り口には神経はないし、括約筋もないためゆるふわであるからして現実にはそんな気持ちよくないと思われる。
最後に人間と同様、性器と肛門からそれぞれ排泄しているパターンだが、これは明確に行なっている描写がある！と思われる。
例えばトーブは、極寒の地で金属に触れて離れなくなった場合の対処法にオシッコをかけると答えている。一般論の可能性もあるが、彼女はニケなので違うならもっとまともなアイデアを答えるはずだ。
それにメイデンが「昨日飲んだ酒が体に合わなかったようで排出されそう」とトイレに駆け込むシーンがすらある……が状況的には嬉ション的な面や、単に恥ずかしすぎて離席する方便の可能性もあるものの、していなければそういう行動をも起こさないという反証によって、これが最も正しいと考えられる。
ちなみに、ニケは体臭はしないそうだ。人間の場合、皮膚に存在する常在菌と、皮膚にある脂質やタンパク質、アミノ酸などの成分が酸化、分解されて、不快なニオイのするガスが発生することで体臭が生まれる。ガッデシアム製の皮膚がこれらを防ぐようだが、汗は出るので汗腺は存在しているから……常在菌が生存できない抗菌ボディなのかもしれない。
汗腺や皮脂腺から体内でできたガスが出てきて臭いになるのは……うーむわからん。それに尿臭や便臭は存在しないのか？活性炭付き消臭フィルターが知らないところに存在しているのかもしれない。
なお、臭いで病気を見抜ける場合がある。糖尿病だと甘酸っぱい臭いがしたりする。何か異常があっても臭いがしないのは問題があるかもしれない。なお、ニケは嗅覚も OFFにできる。
これまで各論をやってきた中で、もう読者諸兄のニケ像は、サイボーグのメカメカしさから、エヴァンゲリオン的なイメージになってきているはずだ。筆者はもうそうとしか考えられなくなった。人間らしさを突き詰めていくと、どうしても機械的な部品は見えないところに入れざるをえないのである。
さて、次回はいよいよ貴方達を性の世界へお連れしようと思う。
「子供はこの辺で読むのやめときな？(CV:中村悠一)」
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