文春のタイトルセンスがエグすぎる 

 積極的にサイトへ読みに行くことはないけれど、スマートニュースとかでよく記事を目にすることがある。それが週刊文春。

 今朝この記事を見た時、私は思わず唸ってしまった。


「すげえ」と思った。

 何がすごいって、このタイトルづけのセンスだ。

「パパ活が露呈しても、社内に影響は全くありません」社長の不祥事がバレても「平気な企業・傷を負う企業」の差

https://bunshun.jp/articles/-/59136

 ”パパ活”というスキャンダラスなテーマなのに、あらゆる読者層に向けて刺さるタイトルだと思った。

 あらゆる立場の人にとってこの記事を読む理由をこのタイトルは示すことができている。

 パパ活女子やパパにとっては
「どうやったら傷を負わなくて済むのか」を

 パパ活したいけどできない人にとっては
「ざまを見ろ」と笑うネタを

 パパ活という存在に反感を抱いている人にとっては
「平気な企業がなぜ存在するのか、のさばらせておくな」という正義感を

 全ての層を絶妙に煽る。


 炎上性しながらも、関係者にとっての参考情報を提供する強かな文春。賛否はおいておいて、編集者やライターたちは人間心理というものを思いの外冷静に捉えているのかもしれない。

 しただゲスいだけかもしれない。

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