『なぜ農家になったのか?』其の4
畑からこんにちは^_^
前回も長文にお付き合いいただきありがとうございます。
今回で『なぜ農家になったのか?』完結です!
謎の体調不良からの先輩の弟と知り合い、直ぐくらいで14年勤めた仕事を辞めました。
先輩の弟さんが近場で直売あるから一緒に行きます?とお誘いがあり、近場ならと不安感も無く行く事に。
そこで感じた事が私の分岐点であったと思います!
作り手と購入者の関係性。
スーパー等で貼られている写真の『顔が見える生産者』とは大きく違う事に気付いたんです。
写真はあくまでも写真。
作り手の思いは野菜からでしか見てとれない。
人それぞれ購買に至るまでのポイントは違うと思います。
値段、規格、色味、食べ方、農薬、等色々。
生産者自らが直売に立ち、足を止めてくれる方にどう育ったのか、何故規格通りのものじゃないのか、を説明しお互いが納得して取り引きする。
そんな関係性を私も作っていきたい!
今でも誘ってくれた彼には感謝でしか無いです!
お金は生活する上では大事ですが、お金のやり取りだけでは無い。
人と人で繋がり、農産物と人を繋いで、ストーリーのある旬のお野菜をお届けする。
開発が進む事で農地が減り濾過機能を失い、小さい頃の遊び場だった畑を残し次世代に安心して畑や海で遊んでもらいたい。
私が農家になった大きな理由
『リアルに顔が見える生産者』になり
『採れたてをご家庭に』お届け。
『お散歩感覚で畑へ』お越しいただいて
『見て触って種播きや収穫』体験をしてもらい
『小さい頃見ていた原風景をこの先も』残して
『食べる事で海をキレイに』する事で
『次世代にキレイな海を』渡す事が出来る。
祖父母の所で過ごした幼少期、農業高校への進学、生花市場の仲卸勤務、先輩農家との出会い、そして何より大好きな波乗りが、
農家と言う選択肢、規格と言う物に対しての考え方を教えてくれたのだと思います。
生活する環境に近い場所で育った物を食べる事で、食べ物から伝達される環境の変化を身体に取り込む事で健康的に過ごす事が出来るのでは無いでしょうか。
地産地消そして目標は学校給食。
完
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