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オッカムの剃刀って何?

オッカムの剃刀という言葉を初めて聞いた
どうも有名な言葉らしいのだが、恥ずかしながら私は知らない

新しく発売された剃刀か?
と思ったら何の関係もなかった
どうも哲学的な考えらしい


オッカムの剃刀とはある事を証明や説明するときに多くの仮定をするべきではない
という考え方だ
オッカムの剃刀というからオッカムという人が考案した方法なのかと誤解したが、イングランドのオッカム村出身の哲学者・神学者のウィリアムが考案したもの

ちなみに剃刀とついてるのは、必要ないものを切り落とす考えなので剃刀と呼ばれている


ひとつの物事を説明する場合に
説明方法がいくつものパターンがある
例えばA B Cと3パターンあるとしよう
Aの説明方法は仮定が10個必要
Bの説明方法は仮定が5個必要
Cの説明方法は仮定が1個必要
なら、どの説明方法が良いか
仮定の数が少ないCが良い
というのがオッカムの剃刀


しかしこれ当たり前では?
一体何が画期的なのだろうか
要するに説明が長くない方法を取れということなのか?


当然説明が長いのは駄目だ
途中で何を言ってるのか分からなくなる
集中力もきれてしまう
聞いていると眠くなる


それとも仮定や仮説が少ない方から議論するべきということなのだろうか


確かに仮定や仮説が少ない方が分かりやすいけれど、どの仮定がいらなくてどの仮説が必要なのか
また本当に少ない方が正しいと言えるのか
物によっては、仮定を沢山入れることによって、より分かりやすくなることもあるのではないか


などと疑問がでてしまう
う~ん
オッカムの剃刀が近代科学に貢献してきたという内容の文章もあるが
私ごときでは読み解けない
無駄な仮定を切り落とす以上の含みを持った考え方なのだろうか?

だが、シンプルイズベストという言葉もある
分かりやすのは良いことだろう


例えば私が新商品のプレゼンテーションを考えているとしよう
プレゼンテーションの案にいくつもの候補がある

その時、私なら説明過剰な案を選ぶかもしれない
仮定が少ないことに不安を覚えてしまうから
あれもこれもと説明をいれてしまう


そういうときにオッカムの剃刀を思いだして
余計なものをバッサリ切ってしまえばいいのだろう
例えば図解にグチャグチャ説明文や記号を入れないようにするとか
私では、これぐらいしか使い道が思いつかない






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