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リカバリーストーリーって?

先日、地元で精神疾患(発達障害)当事者のお話を聞く会があり、思い切って参加しました。

その方はご自分の経緯を「リカバリーストーリー」と名付けて語っておられた。
双極性障害の方で、詳細は語らないが何とまあ大変な人生なんだと思うようなお話であったが、失敗も明るく語っていたのが印象的だった。

自分が納得出来るライフスタイルを見つけ、なおかつ社会との折り合いをつけながら生きる事がリカバリーストーリーのゴールのようだ。
つまり自分軸。そうだよなあ。誤魔化したってしょうがねえ。

でもよう、世間がよう、笑うんだよう。
傷つくんだよう。

聴きながら、自分のリカバリーストーリーはどんな感じになるだろうと想像する。
私もリカバリーストーリーを語ってみたくなった。ただ、私のような社交不安障害の話がそんなストーリーなんぞになるかしら…。
とか思っちゃうんだよね。

失礼な言い方になるかもしれないが、双極性障害の方って大変だなぁといつも思う。
社交不安も大変だし行きづらいけど、逃げられると言えば逃げられるし隠れられる(それは良くない事ではあるんだが)。双極性だとそうはいかないだろう。目立つ事が嫌いな私だからそう思うのか。

なので、どうしても精神疾患当事者の集まりに行くと話が出来ない。失礼な事だとは思うんだけど。本当は病気に関する事や生きづらさに対する思いを語りたいのに。

うん、私はやっぱり気持ちを語りたいんだな。再確認出来たし、リカバリーストーリーという言葉を知れただけでも参加した甲斐はあった。

少しづつだけど、前に進んでいるのかな。



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