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自然愛

自然が大好きだ。愛してる。

新生活で暮らしている地域も自然豊かなところだし、今実家に帰省しているが、この故郷も大自然が広がっている場所だ。


会社で英会話を受けさせてくれる制度があって、そこで講師の方と初対面でコミュニケーションを取った時に、何か好きなものはあるのかと質問されて、僕は「I love nature」と答えた。

たぶん、生まれ育った土地が自然に囲まれていたのも理由にあると思う。常に山や川が近くにあるような生活を送っていたので、自然が欠乏しているような場所で何週間も暮らせと強制されれば、耐えられないと思う。

高校時代は山岳部のような部活(正式な名称はワンダーフォーゲル部)に所属していたが、あの時の思い出は本当に素晴らしいものだった。

不便なことやしんどいことも多かったけど、それを余裕で上回る喜びや安らぎが登山にはある。この前の休みに、軽く登山してみたが、やっぱ山が好きなんだなと気づいた。


もちろん、都会を否定しているわけではない。ショッピングモールやテーマパーク、ライブ会場などの刺激的な場所に行くのも好きだし、都会の方がイベントや人との出会いが多いのは確かだ。美術館とかも都会に多いし。

ただ、もし都会暮らしをすることになったら、必ず近くに公園みたいな自然を感じられるようなスポットが欲しいなって思う。


生きてて何か悩みや問題を抱えた時に、自然の中を散歩していると、「なんとかなるんじゃね」と思えるようになるのはなんでなんだろう。だから、何か行き詰まったら、しょっちゅう自然の中をそぞろ歩いている。

考えるに、思考が凝り固まっているから行き詰まっているのであって、自然の中だと脳がリラックスして、より開放的なアイデアが出るからなのではないかと思う。現代の生活はどうしても情報の刺激(スマホなど)が多くなりがちで、脳が休まりにくいだろうから。


学生時代は物理を専攻していたけど、そういえば物理も自然科学に分類される。自然体な人が好きだし、自然と名のつくものはだいたい心惹かれるのだろう。


「神は二つの書物をお書きになった」
「神は、聖書という書物と、自然という書物をお書きになった」


という言葉があるらしい。この言葉から、自然とは畏れ多いものだと考えられていたことがわかる。


最近、趣味で物理の専門書を読んだり、クレパス画の勉強をしたりもしている。どちらも仕事と直接関係ないので、気楽に楽しんでいる。研究の時は物理の専門書を読むのが苦痛だったのに、趣味だと何でモチベーションが出るんだろ。義務感のなさが、その熱中につながっているのかな。

クレパス画も、そのうち自然の風景画を描けるようになりたい。


今日の午前中も、故郷の田舎道を歩いていた。雨が降っていたけど、それもまたよかった。この記事は、その散歩後に書いている。

これからも、自然という書物を少しずつ読み解いていきたい。


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