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世界の傑作格言集より

タケシは学校で作文の宿題を出された。
しかし、何を書けばいいのか解らないので家族に相談してみることにした。

母親に相談すると「後にして!」と言うのでタケシは「後にして!」と書いた。

次に、父親に相談した。「いちいちうるさいな」と言われたので 「いちいちうるさいな」と書いた。

その後、弟に相談すると、アンパンマンのビデオを見ながら「アンパンマーン」と言ったので「アンパンマーン」と書いた。

その後、兄に相談してみた。兄は電話中で、友達に「バイクで行くぜ」と言っていた。

――次の日

先生 「タケシくん、作文を読みなさい」
タケシ「後にして!」
先生 「いいから早く読みなさい」
タケシ「いちいちうるさいな」
先生 「……あなた、一体何様のつもりなの?」
タケシ「アンパンマーン」
先生 「もういいです。後で職員室に来なさい」
タケシ「バイクで行くぜ」

世界の傑作格言集より

面白すぎる。わたしも似たようなの書きたいなぁー。

フトシは学校の生き物がかりになった。正確にはやらされるハメになった。学校の校庭の隅でウサギを飼っているので、毎日餌をあげ掃除をしてあげるハメになった。

お母さんに「ウサギって何食べるの?」と聞いたら、ニンジンでしょ。と言われた。

お父さんに「ウサギは何食べて大きくなるの?」と聞いたら、ナスでしょ。と言われた。

お姉ちゃんに「ウサギは何食べるのが好きなの?」と聞いたら、サツマイモでしょ。と言われた。

お兄ちゃんは友達の家のハムスターに勝手にモモコと名前をつけた。


次の日、ウサギはニンジン100本にナス50本にサツマイモ1000個をフトシにもらって、小屋の中で野菜に埋もれてしまった。遠くからフトシはモモコーと叫んでいた。
何が悪かったか?フトシに頼んだのが悪かったんだよ。

えっ。

そりゃ、もう、サポートしていただけたら嬉しくて嬉しくて嬉しいです。お小遣いに貯金します。