アレン

コミュニケーションって、何だろう。同じ言葉を聞いても、同じ出来事にあっても、感じ方は本…

アレン

コミュニケーションって、何だろう。同じ言葉を聞いても、同じ出来事にあっても、感じ方は本当に100人100色。 私は、あなたは、どんな景色を見ているのだろう。 あなたのメガネを貸してくれたら、わたしの見ている海の色は変わるのかな。

最近の記事

こころの奥底にあったもの

「親に感謝を伝えよう」 「心配するのも、親の愛」 「親子だから、いろいろあっても最後は分かり合える」 そんな言葉にざわざわするのは、どうしてなんだろ。 自分たち夫婦と子どもの関係は良好にみえる。 (私の側からみえるだけ。子どもたちがほんとのとこ、どう感じているかは知らんけど) 「親を嫌ってもいい」 「親は子どもを育てる義務があるんだから、感謝なんてしなくていい」 そんな言葉に、胸の奥が疼くのは何でだろう。 大人になってだいぶ経つし、父はすでに他界、母も高齢だ。 特に何か

    • それはだれのがっかりなのか

      娘が就活中だ。なかなか内定にならない。 最終面接までは、毎回トントン拍子に進む。 明るく、行動力があり、人に媚びない。 例えば、「面接へは、好きな格好で」と言われたら、就活スーツでなく、自分なりに考えたTPOに合わせた服装で出席する。蓋を開けてみたら周りが全員黒いスーツでびっくり、なんてことは良くあるが、それでも「暗黙のルール」的なものはあまり気にしていないように見える。 いや、気づかないのか? よく分からないが、私は彼女のそんなところが大好きだ。 空気を読まないところが理

      • 「ママ、抱っこ」に辟易したら

        娘が幼稚園年中さんの頃、抱っこをせがむことが多くなった。 私は2歳の息子の世話と家事とで余裕がなく、娘が何か不安定なんだろうと思いつつも、ゆったりとした気持ちで抱っこをしてあげることが出来なかった。 「もう〜、忙しいのにー。早く降りてー」と思いながら抱っこをし、下ろそうと焦るから、娘は意地でもしがみつく。イライラがつのる。 イライラするくせに、(イライラするから?)不安定なのは私のせいなのではないか、と自分を責める気持ちも出てきて、 どうしたらいいのー!とパンパンだった

        • 沈黙を味わう

          浪人していた子どもの受験が終わった。 自宅から離れて3週間、よく頑張った。 一番希望していた大学の合格発表の朝。 予定時刻より数分早く、家族LINEに不合格の文字。 たまらず電話を掛ける。 「あー、、、  なー、、、  なんだよなー、、、」 電話越しの長い沈黙。 早く痛みを取り除いてあげたい、 苦しさから救い出してあげたい、 湧き出る励ましや慰めの言葉をグッと飲む。 本人が次の言葉を紡ぐまで。 #コミュニケーション #親子 #家族 #子どもの受験

        こころの奥底にあったもの

          兄弟げんか

          兄弟が仲良くしていると嬉しい。 兄弟がお互いにひどい言葉を投げかけているのを聞くと胸がざわざわする。 子どもたちの仲がよければ、嬉しいだけでなく、心のどこかに自分の子ども達との関わりが正解だった、とハンコをおされた気持ちが沸き、仲が悪くなると、悲しい気持ちと同時に、自分の関わりが悪かったのか、と感じる自分がいる。 あーあ。 お兄ちゃんを嫌いでもいいよ。 弟を嫌っても良いんだよ。 #コミュニケーション #子育て #じぶんの気持ち #兄弟喧嘩

          兄弟げんか

          言葉の奥にあるもの

          私の家族のうち、妹、夫、息子(反抗期ってやつのせいか?)は、大人になった人も、そうでない人も、ケンカをすると、強い言葉を私にぶつける。 以前はその言葉をそのまんま受けて傷ついて、言い返したり、黙ったり、様子を見たりしていた。 けれど、この荒れ狂う怒りの奥には何があるのか、何がこの人を怒りに駆り立てているんだろう、とその場を離れて考えることが出来るようになってきた。(学習のタマモノだ!嬉しい) 怒りの手前には必ず1番目の感情があるという。 分かってもらいたいのに、分かって

          言葉の奥にあるもの