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レンズの差 思い出3

初めて買ったスーパーAと、サードパーティ製のレンズは、高校生だった私には”記念写真”専用機でしかなかった。
修学旅行への同伴はスーパーAとの関係を考えさせられたできごとだった。こんなにカッコいいカメラがありながらスゴイ写真は撮れないものかと。。。。

長いレンズを使うと「きれい」と思える写真が撮れそうだと知ったのは更に半年後。ペンタックスの200mm/f4のレンズを買った。中には「コレだ」と感じるショットが稀に撮れたものの、確率は低かった。ほとんどはピンボケ・手ブレが酷すぎて、撮った写真を人に見せることもできなかった。36枚撮りの2〜3枚の成功であった。
今考えれば200mmの画角で、年に一度使っている程度では、撮り方も進歩しないし構図など”日の丸”構図ばかりだった。なんせピントを合わせるサークルを気にしてシャッターを切るので当然の結果である。
そんな中でも社員旅行で撮ったショットなどポートレートっぽく「喜んでもらえる写真」があったりしたので、撮るのをヤメようとは思わなかった。


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