相剣の新たな可能性「竜華気炎相剣」について
はじめに
お久しぶりです、かしわです。
皆様相剣で遊んでらっしゃいますでしょうか?
MDのみやられている方はご存じないかもしれませんが、なんと3年ぶりに相剣のメインデッキに採用できる優秀な幻竜族の新規が出まして相剣に革命が起きました!
その新規カードを取り入れたいい感じのデッキが出来たのでご紹介させていただこうと思います。
まだ試行回数が足りておらず煮詰めきれていないので、皆様と一緒に考えていけたらなと思っております。何かご意見あればよろしくお願いいたします。
※ちなみに本記事は10月からの新環境にはほとんど触れておりません。
あくまで採用経緯と可能性の話であり新環境でこの相剣を使って勝つということに重点を置いていないからです。(負けるつもりはないけどね)
今相剣を使ってる人は今後も使うだろうし、メタが有効的なタイミングで適宜採用してもらえばいいと思うので。
構築に変化を与えた3種類のカード
幻朧竜華-霸巴+登竜華幻朧門
まずは冒頭で言っていた3年ぶりの幻竜族新規についてご紹介。
このレベル10の謎の幻竜族とそれに対応する永続魔法です。
この2種は「竜華」というテーマのカードですが、単体で機能するため採用しております。
永続魔法の幻朧門は置いてあるだけで相手ターン限定でフィールドから墓地にいくモンスターが全て除外されるようになります。
これによりリンクやシンクロをするデッキにはほぼ「次元の裂け目」と同じ効力が発揮され、墓地を多用するテーマへの強力なメタカードになります。
(最近でいえばスネークアイやデモンスミス等)
本来この手の永続系は素引きが前提のものがほとんどで再現性がありませんが、幻朧門は対応する霸巴からサーチでき、また霸巴は幻竜族のため龍相剣現からサーチが可能になります。
これによりプロートスの特殊召喚封じと竜華永続による除外を相手に合わせて選択ができるようになりました。これが非常に便利。
また除外効果は相手ターン限定なので自ターンの動きは全く阻害しないのも優秀です。
本体の霸巴も幻朧門をサーチするだけの存在ではなく、除外されている状態で他のモンスターが除外されると場に出てきます。
基本的には自身効果で幻朧門をサーチする時にコストで除外に送れますし、赤霄・泰阿・プロートスで墓地から除外することが可能です。
また逆にその3種で任意のタイミングで除外から場に呼び出すことができるのも相剣と相性がいいです。
場に出るとほぼ効果はないですが、単純に3000打点が強力なのとレベルが10なのでヴェーラーと合わせてサイコエンドパニッシャーになれたりもします。
また当然幻竜族なので莫邪や龍淵のコストにすることも可能ですし、余すところはありません。完璧~
思っているよりもテクニカルで楽しいカードなので皆さんも是非使ってみてください。
マルチャミー・フワロス
最近出た調整版増殖するG。
これにより実質Gが6枚になったためパワーの劣るデッキでも後攻でも戦いやすくなりました。(まぁ10月以降Gは1枚減るんですが…)
ただGとは違い「自分フィールドにカードが存在しない場合に発動」と厳しい制約がついており、基本先行では打てないよう調整が施されています。
その為メイン投入で先行の場合は手札が-1枚になってしまいます。
しかしメイン戦で後攻になった場合のことを考えると絶対に必要なので、先行時のフワロスを何か有効的に使えないか考えていたらあるカードを思い出しました。
そう「烙印の気炎」です。
フワロスは鳥獣族のため気炎で「撃鉄竜リンドブルム」を墓地に落として準初動であるエクレシアか軒轅の相剣師をサーチすることが可能です。
気炎の効果で融合体が墓地に落ちるのでエクレシアがエンドフェイズに返ってきたり、魔法使いを見せてグランギニョルを落としルルワリリスの妨害を用意できるなどの利点は評価していましたが、ヴェーラー等の使えるカードを捨てなければいけないパターンが多く個人的には好きになれなかったため以前は採用を見送っておりました。
ですが手札で浮いてるフワロスを捨てて準初動のサーチが出来るなら話は別!ということで今回採用をしてみました。
そういった経緯がありフワロスの受けが悪い天威を新規の竜華と気炎ギミックに入れ替えました。
天威が抜けたことで幻竜の枚数自体は減っていますが、気炎もネーム換算できるため事故はほとんどありませんでした。
また気炎の採用に伴い「軒轅の相剣師」も採用しました。
アルバスの落胤の名前がテキストに書いてあるため気炎でサーチできる相剣ネームです。
またそれだけではなく手札から出てきて攻撃を止める効果を持っているため相手のリーサルをずらしたり、赤霄や泰阿の除外をトリガーに墓地効果でエクレシアを場に出すことができるので思っていたよりも使い勝手のいいカードでした。
手札誘発の枚数と選定
個人的にメインデッキの誘発は相剣で無理なく積める最大枚数である12枚は入れたいと思っています。
コンセプトであるGフワロスとG対策のうららで9枚は確定、残りは無効系のヴェーラー2と泡1枚を今回採用しました。
ヴェーラーは魔法使いで気炎に対応しているのと、レベル1チューナーなのでガイザーやサイコエンドに繋げられる点を評価していて3枚でもよかったのですが、相剣の急所であるレベル4相剣師への無限泡影を抹殺で弾けないのは勿体ないと感じたので1枚だけ泡影にしてあります。
また環境によっては「マルチャミー・プルリア」もありだと思います。
ドローできるのが手札からの召喚・特殊召喚のみなのでフワロスと違い相手をかなり選びますが、逆に粛声のようなデッキにはG並みに働きます。
さらにこいつは水族なのでフワロスと同じく気炎対応の誘発です。
相手に「ガエル・サンデス」を見せつけて驚かせましょう笑
まとめ
短いですが今回も読んでいただきありがとうございました!
従来の型に比べ幻朧門のおかげで妨害の質が上がっているのと強力な誘発の採用、また無理のない気炎によって後続の確保ができるようになり安定感が増しました。
これで完成というわけではなく相剣の1つの形として思っていただけたらなと思います。
まだまだエクストラデッキの15枚も精査しきれていないですし、発展の余地はあるので是非皆様試してみてください。
そして感想ください!
それではまたどこかでお会いしましょう🙌