「教養としての生成AI」をよんで

なんとローカル環境でも動かせるLlama2も登場し、毎週間隔で新しい技術がでてくるここ最近ですが、勉強の中で7月末に「教養としての生成AI」(著者:清水亮さん)を読んでみて、とてもおもしろかったのでおすすめしようと思う。


前置きとして「生成AI」は一般的には、以下のようなものがある。ChatGPTに聞いてみた。

  1. テキスト生成モデル:

    • テキスト生成AIは、与えられたテキストデータから新しい文章や文章の一部を生成することができます。これは自然言語処理技術の一部であり、文章のスタイルやトーンを模倣するために使用されます。代表的なモデルとしては、GPTシリーズ(GPT-3など)があります。

  2. 画像生成モデル:

    • 画像生成AIは、新しい画像を生成することができます。これは、アート生成、デザイン、ゲーム開発などの分野で利用されます。有名なモデルとしては、GAN(Generative Adversarial Network)があります。

  3. 音声生成モデル:

    • 音声生成AIは、人間の音声に似た音声を合成することができます。音声合成技術は、音声アシスタントやオーディオ制作に応用されます。

  4. コード生成モデル:

    • コード生成AIは、プログラムコードを生成する能力を持ちます。特定のタスクやアルゴリズムを自動的に生成するために使用されます。

  5. その他の生成タスク:

    • 他にも、3Dモデル生成、動画生成、レポート生成など、様々なデータ形式に対する生成AIが存在します。

これだけの範囲でできるようになってきているのかと驚くばかりである。

1のテキスト生成については物語やシナリオもでき、無料で使えるchatGPT3.5が使えるが本にて紹介されているものを見るとやはりすごいなと思う。(自分でやると、小学生みたいなプロットになったので。。。)

この本ではディープラーニングの基礎から、各方面での活用、これまでの流れをまとめておられており、これから本格的に知りたい人、復習したい人におすすめである。
筆者はディープラーニングによるAIは「機械化された直感」というように表現されていることがあったことを述べており、私もすごく説明しやすいマッチした表現だと思った。

最後に当然時代時代で価値ある能力は変わってくるので、これからは真心やchatGPT等を使ういこなす力が重要ではないかということを述べてしめている。
真心や思いやり、つまりは小手先の成果をアピールしてのし上がる人間よりも責任もって最後まで面倒をみるような地道にやるような人が必要になると自分の中では読み替えられた。これを見て思い出した話では第一次世界大戦あたりまでで取り上げられる英雄ではどのような立場で苦境でも戦いぬいたこととかで英雄視されていたが、第二次世界大戦の英雄では数多くの敵兵を倒したとか数で評価されるようになってきたというような話を思い出した。その延長線とはまではいわないが、2023年は何でも再生回数や有名さ、バズりぐあい、能率だけが優先される世界だが、意味のあることが評価が行われるようになってきたら世の中もまた違う方向に進んでいくのではなかろうか。

値段も高くはないので今の旬のうちに読んでほしい。










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