言動の癖

数年ぶりに再会した知人から、今も同じ仕事を続けているのか尋ねられた。
変わらないことを伝えると、驚かれた。

「すごいですね。私だったら、即辞めています」

1回でなく、何度か言われた。
嫌な場所で働き続けるなんて、到底理解できない、と切り捨てられた感じがした。

なぜ、そこまで言われるのだろうか

考えてみるとその原因は私にあるようだ。
数年前にも私は、仕事の大変さを話していたようだ。

近況報告をするときに、「充実している自分」をアピールするのは、どうも気が引けて、ついつい、苦労話をしがちだ。

私としては面白おかしく、軽く話しているつもり

でも、相手には、「苦労している」ようにしか感じられなかったのかもしれない。
「渦中は語るな」と言う言葉があるが、私は渦中を語りすぎて、「大変な自分」アピールをしていたようなものだということに気が付いた。

もちろん、相手が私をどうとらえようが、それは私の問題ではないので、気にせずほっておけばよいけれど、私は私の人生を楽しんでいたいし、周りの人の目にもそう映っていたい。

周りの人の目に映る私のイメージは、私自身が作り出すものなのだから、日ごろの言動や立ち居振る舞いは限りなくポジティブでありたい。

他者が私をどう思うかよりも、自分がどうありたいかが大事、そう思っていたけれど、結局自分の在り方が相手の目に映るのだと思う。

「相手の目にどう映るか」は「自分自身の目にどう映るか」と同じ。

知人のさりげないひとことから、気づいた自分の言動の癖。
自分を客観的に見ることをもう少し意識していこうと思う。

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