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5月のおいぬさん(2024年5月月報)

ヘッダーは御徒町で見かけたかわいい看板🪧

今年はもしかして梅雨来ないのかな、と思った矢先に関東で梅雨入り宣言いたしました☔
さて、遅くなりましたが5月月報です。

カロとピヨブプト展に行く

かつてNHKでやっていたプチプチアニメ、『パクシ』というアニメが大好きなわたくし。
ちょうど今年の初めにその作者さん(山村浩二さん)のXをおすすめタブで発見するというミラクルが起き、そしてパクシの前身のアニメである『カロとピヨブプト』の原画展を開催するということで、九品仏へ行ってまいりました。

スペースに入ると大きなカロとピヨブプト、そしてエイハブの大きな像がお出迎え。

カロとピヨブブト
エイハブさんと虫

カロとピヨブプト、そしてパクシはクレイを主体に写真や描画をコラージュした作品で、絵と現実が入り混じった不思議な映像作品。
実際に原画を目にしても、写実と空想があいまいで、どこか宙ぶらりんの気持ちになる。


日常を切り取った短編アニメで、特別なことは起こらない。
人も死なない、大きな事件も起きない。
冬の前に家を建てたり、サンドイッチを作ったり、大雨をやり過ごす方法を考えたり。
ただ彼らの日常の一部を切り取っただけ。
だけどそれがいい。

私はシリーズ3作品の中で「サンドイッチ」が好き。
特にカロの目線で粘土のバターが紙のパンの上で伸びていくシーンが私のお気に入りだ。
そのあと、巨大なサンドイッチをアコーディオンのように操るシーンも好き。
もし自分がアニメ作ることになっても「サンドイッチをアコーディオンのように動かそう」という発想は出てこないと思う

https://youtu.be/UGQ4qoCy1F4?si=YA2obRV671vk0w0S

原画展を堪能し、グッズを見ていたら、幼少期の私を虜にしてやまなかった『バベルの本』のマグネットが!!!!


マジで狂ったようにビデオ見てた

「何でここに!?」とびっくりしたのですが、あとで調べたらなんと山村さんが担当してたとのこと。
幼少期の私のハートをがっちりつかんだ2作品がまさか同じ方の作品だったとは。
自分の好みってわりと一貫してるのかもと思った瞬間でした。

帰りにアイス食べた


土器を作りに行く

JJGの豆腐さん、こまさんと土の子さんへ土器づくり体験に行ってきました。

ちなみに3人で集まるのは初めてでした。
駅で待ち合わせしてたのですが、初対面にもかかわらず『あれ絶対JJGだわ』と一発でわかるという。JJGって独特なオーラが出ている。
「お店の人に『なんの集まりですか』?って聞かれたらどうしましょうね?」「ファッションが好きな人でかつ土器に興味がある.…人の集まり.…...?」「謎が深まっちゃう」
なんて話をしながら歩くこと10分、お店に到着。
そしてワークショップ開始!

まず最初に「ハンマーで土を砕く」工程から!

なんかすごい光景だった

「マインクラフト?」「明日筋肉痛になる~」「この作業やってた縄文人えらすぎる」など言いながらひたすら土を砕く!

結構大変

細かくした土から雑草などを取り除き、水を混ぜてこねる。

土埃がすごい
泥遊び始まりそう


捏ねている最中、土の香りや雑草の香り、そして泥の感触で幼少期時、泥団子職人をやっていた記憶がよみがえり懐かしい気持ちに。

ただの土だけだと焼けないので陶芸用の土を混ぜてさらにこねる。
固くて固くて力がいる。
この時、空気を抜く菊練りというこね方があるのだけど、難しくて私はできませんでした。
手元を見たけど動かし方が全くわからなかった。

土 on 土

そしていよいよろくろで成形。

スピード調整のレバーを踏み間違えて粘土を吹っ飛ばす、触りすぎて穴をあけるなどハプニング続出。


用意した粘土がなくなってしまうのでは!?と焦りながらもなんとか2つ作品を作ることができました。

いやぁよかったよかった!


作品群 手前真ん中のが私のやつ

このとき作った作品の完成形はこれ。
焼いたのでだいぶ縮みました。

土器だ!!!!!

ざらざらとした手触りとゆがみが、マジモンの『出土品』という感じがしていいですね。久々の土いじり楽しかったです。

そのほか

☆陶器市に行きました
→ カレーとか目玉焼きとかなんでも合いそうなお皿を探していまして、陶器市で唐津焼のお皿をゲット。
ずっと使えそうな柄と色、そしてちょうどいい大きさのものが手に入って大大大満足です。
次はヨーグルトとか食べる用の器が欲しい。。。

春窯というとこのお皿です

☆アクセサリー買ったで!
→ インスタで見かけてずっと「素敵~欲しい~」と思っていたアクセサリー屋さんが蔵前でポップアップ開催すると聞いて、突撃してピアスと指輪を買いました!
なかなかweb shopでも販売がない、そしてポップアップもなかなか開催してない感じなので店頭で見られて本当によかった✌
身に着けると自分が古代の人間になったような気分になれて最高で~~す!

☆推しのイベントに参加しました
約9年、贔屓にしている役者さんのデビュー15周年記念フォトブックお渡し会イベントに行ってきました。
就職やコロナ禍が重なり、なんと7年ぶりの接触イベント参加に.…..!

本を渡してもらうときに30秒ほどしゃべる時間があり「何を言おうかな」とアレコレ考えていたけど、いざ本人を目の前にしたら「これからもたくさん舞台に立ってください。ずっと応援しています」というシンプルな言葉しか出なかった。

彼は噛みしめるように頷いて、真剣な顔で「ありがとうございます」と言った。
私は、笑って「ありがとう」と言ってくれるのを想像していたので少し動揺してしまった。
前の人とは笑顔でお話ししてたのに、私の時だけ、なんでこんなに真剣な顔.…..?
「なんか変なこと言っちゃったかな」と不安な気持ちになりつつイベント会場を後にした。

移動時間にフォトブックを読んだ。
インタビューで彼が「死ぬまで芝居を続けたい」と語っているのを知った。

あぁ、そうか。
だからあの表情だったのか。

じわりと胸が熱くなった。
役者を続けていく気があるんだという安堵と、これからも応援していいんだ、この人の演技を見ることができるんだという嬉しさで。

私が憧れる人であり、大好きな人。
これからもたくさんお芝居をしてほしい。
健康第一で!ね!

長生きしてね

5月に読んだもの

5冊読んでました。

5月のベストは『私の生活改善運動』。
これを読んで「私ももっと自分の生活を大事にしたい!」と思った。
あと「生活に気を配ることは、自分のことを大切にするってことなんじゃないの?」って気づいた!
そして「今までの私の生活って『私』のこと全然大事にしてないじゃん!」ってことにも気づいた。
すでに3回読み返してるけどそのたびにはっとする。
いい本なのでみんな読んでほしい~。

5月に見たもの

☆映画

* 道
→フェデリコ・フェリーニ作品
イタリアが舞台なのにどこかずっと暗い雰囲気が漂う映画って珍しい。(偏見かも)
人の弱さ、強さ、脆さ、そしてやるせなさが描かれたお話でした。
「大事なものって失ってからその尊さに気づくんだよな」というのを嫌というほど感じることのできる作品ですな。


* パンダコパンダ 雨降りサーカスの巻
→ 上映会をやっていたので参加。
小さいころ見たきりだったので「こんな内容だったっけ」と懐かしい気持ちになりました。ジブリのアニメーターの方のトークショーもあり、当時没になった原画や裏話など貴重なお話もたくさん聞けて満足。
アニメーターの人が「宮崎監督は美少女を困らせるのが好き(高畑監督はそんなことない)」って言ってたのめちゃ笑った。


本編でカットされた部分。見たかったな〜


☆舞台
朗読劇Room
→オムニバス形式の朗読劇。
私が見た回はこちらの4人でした。
ノーマルな人間と吸血鬼が共存している社会で家族旅行をする吸血鬼一家の「家族旅行」という話が一番好みだったな~
そして物語ラストのオチが良くて膝パーカッションしちゃったよね。
回収がうますぎるな~。
また機会があれば観に行きたい!

最前列だったのでみなさま近くて声聞きやすくて、とても良かった〜

他の組み合わせも見たかった!


以上、5月のおいぬさんでした~!

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