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緑内障病状を把握する


まず自分の病状を本書を読みながら確認しようと思い、自分の病状について理解していることを書き出してみる。

①眼圧は治療前から少しだけ下がって10〜11

②緑内障の病名は先生から告げられている

③ステロイドなど治療上注意する薬はないか質問したが、特にないと言われた

④視野の欠けは進行している

いわゆる

正常眼圧緑内障

である事は間違いないだろう。

それすら、多分。

正確に聞いたわけではないけど。。

でも、本当に?

8年近く治療していて、自分がわかっている事実の少なさに愕然とした。

著書にある
眼圧の測定方法やOCTの写真の見方なんて全く分かっていなかった。

これをもう少し理解していたら、いつもの診察も、もっと自分事として理解できるのではないか?

本を読み進めると、視野検査の結果を見るときに、視野欠損がが黒く表示されるグレースケールと言う視野表が本に出て来た。



上の図は、著者の平松先生のお母様のグレースケール。

いわゆる自分の見えている部分を白く、見えない部分が黒くなっている図なので、患者側としてもわかりやすい。

平松先生のお母様も緑内障と診断されているらしいが、自分の検査結果で見慣れたものと見比べて驚いた。

参考までに私のグレースケール↓

右眼
左眼

私が毎回診察で見られるグレースケールは、本の平松先生のお母様の病状と比較して、あまりにも視野の欠損が進んでいるのだ。

半分くらい見えていない私って、結構病状が進んでいるんじゃ、、、

自分の緑内障の現状認識を改めた。

そして、この本を読んだ後の定期検診では、

いつもの看護師さんからの質問

「目の見え方に変わりはありますか?」

初めて自分から

「最近、視野の欠けを感じて不安に思っている。」

と伝えてみた。

なんとなく、きちんと目薬を使っていることを伝えたくて、

「いつもと変わらないです。」

そう答えていた自分が、このことを伝えるだけでとてもドキドキした。

いつもは年1回の視野検査をまだ半年しか経っていなかったが受けてみることにした。

先生の診察では、治療初期と比較をしてくださり、

「確かに少しずつ進んできているよね。」

と言われた。

何か自分でできる事はないかと尋ねると、

「しっかり目薬を使用すること。

それ以外ないね。

目薬はだんだんに増えてきていて、現在3本(5種類)さしている。

これ以上目薬を増やしても、そんなに眼圧が高いわけでもないし、、、、。」

毎日目薬をしっかりさしていても、ここ数年でで視野が欠けていている状況考える。

完全に視野がなくなってしまうのも遠い未来ではないんじゃないか?

自分の未来に絶望した瞬間だった。

でも、1つ疑問に思ったことがある。

平松先生は本でもYouTubeでも自分でできることをたくさん教えてくれた。

点眼方法、携帯との付き合い方、食事、運動について。

そのどれも、長年診察を受けている先生から話を聞いたことがなかった。

もしかしたら、他の先生に診てもらえたら、他の意見がもらえるかもしれない。

もちろん、平松先生の診察を受けてみたいが、かなり遠方に住んでいる私には、ハードルが高い。

よし、セカンドオピニオンを利用してみよう。

そう思い立って、動いてみることにしました.


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