見出し画像

5月19日 日記

今日も死にたくなってしまったので、日記を書く。これはnoteに上げる予定。
最高の4月末とGW、そして5月2週目を過ごして、今は何も予定が無くなってしまった。
大好きな人たちと会って、知らない場所に行って、美味しいごはんを食べて、楽しく会話をする日々は本当に最高だった。あ~生きていてもいいかな、これが生きるってことなのかな、って思ったくらい。
だがしかし、そう上手くはいかないのが人生。
全ての「やらなくちゃいけないこと」から逃げたせいで、今度はやらなくちゃいけないことだらけの毎日毎時間毎分毎秒になってしまった。
課題、就活、卒制、他人からの依頼、バイト。
一気にワッとやってきて私を取り囲まないでほしい。どこへも行けなくなってしまうから。
これらに取り組むのが何故辛いのかというと、本当のところ、理由はわかっている。
それは私が、絵が下手だから。
究極、デザインが全くできないから(デザイン学科なのに)。
大学に入ってから4年間、私は自分の絵の下手さを自覚させられ、周りとの差に呆然とし続けている。
私は、実のところ勉強はできるほうで、県内上から数えて3番目くらいの公立高校に通っていて、いつも成績はクラスで上の下くらいだった(上の下とは…?)。
そんな勉強を捨てて、好きだった美術の道に進み、だけど絵だけで食っていけるとは到底思えなかったから、日本画にも油彩にもイラストにもいかず、デザインを選んだという、クソしょうもな人間なのである。
だからイラレも全然使えないし、デザインは基本的に面白くないし、いつまでたっても上手くならないのだ。
そういう人間が4年間芸大に通うと、クラスの中では最下級の成績、ポートフォリオにもロクな作品が載せられない完璧な「Fラン大学生」が完成してしまうのである。(思うに、Fラン大学生という単語は卒業した大学のレベルではなく、個人のレベルだ)
私は、このことがずっと恥ずかしくて、大学以外の身近な人間にずっと隠して生きてきた。
そして自分にも。しかし、課題をするときにはどうやったって向きあわなければいけない。
4年間この調子なので、自分に能力が全くないことはわかりきっている。
さあ困った困った。取り組む前から、最後に誰にもふせんを貼られない作品が出来上がるのは目に見えているのだ。
そうしていると、きっとこの調子で就職も上手くいかないだろうと思えてくるし、そういえばバイトも上手くいっていないから、バイトで食いつなぐことすら難しいかもと思えてくる。
そうしたら、友達とは会わなくなってしまうかも、彼氏とは別れるかも、家族に見放されるかも。
深夜このループに入ったら一貫の終わりで、「死にたい」「死ぬ方法」「今すぐ楽になる方法」と検索しながら泣き続けるしかないのだ。
今はこの日記を書きながら、アニメ「スキップとローファー」を見ている。(こんな日記に名前を出してごめんなさい)
友達へ
明日学校には行けないかもしれません。
だけど、スキップとローファーは面白いし、私は私が何もできないことを認められるようになりたいと思うよ。
それが認められたら、明日も学校に行けるかもしれない。そして、誰にも愛されないゴミを作って、生きていくよ。
とりあえず、この日記に書くのが一歩目。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?