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ポンコツ人間の「マゾになる」という環境適応


早死にするS、長生きするM


これは私の名言なんですがそれっぽい説得力があるので広めたいです。

M(マゾヒスト)はストレス社会の中で最強人類。絶対長生きします。



生まれながらのマゾは安心して見ていられるんですが、
そうでなく、役割としてなんとなくMということになっている人、”いじられキャラ”の話です。




私もいじられキャラになる場面が多いタイプでした。その中で私は、いじられ役という役割は、上手に運用されている限りにおいて、本気のいじめを防止する効果があるんだと飲み込んでしまいました。周りがイライラするようなミスを連発しても、それが笑いに変換されることで皆の加害欲を解消しているんですよね。


(ただ私はどういったノリで引き受けていいのか掴めなくていつもガチ謝罪をしていたので、二重に困らせていました。)



何をやっても抜けているポンコツ人間は、大抵いじられキャラになります。
そして、いじられキャラは環境に過剰適応した結果Mらしくなります。心の防衛としてのMマインドですね。


怒られたり、ちょっと加害的な笑いのネタにされる扱いを受け入れるために欲望がちょっとずつMの形になっていくのです。



しかし生来のマゾではないため、じわっとストレスが溜まります。バケツが満タンになると、陵辱モノのAVで発散するんですね。





あゝ、悲しきマゾヒスト。でもいじられキャラをいじるのはやめた方がいいとも一概に言えなくて。コミュニケーションのデフォルトがいじられだから、自己肯定感が低いから、尊重されるコミュニケーションを取られても、受け取り方がわからずバグってしまうのですね。もう手遅れ。


環境過剰適応型マゾを悲しきモンスターにしないために、どう扱うべきか。




(いじる側の対応)
 大前提、人としてちゃんと尊重すべきです。特に、あなたストレス発散のために迷惑をかける相手が特定の誰かに集中している場合、マジで良くない。

権力の強い方が信頼関係という見えないものを過信してはいけません。相手の笑顔を過信してはいけません。自らの心の仕様と出力方法に向き合ってよく考える努力をしてください。

 なんなら、人をいじるというのは、コミュニケーションに特別長けている人の特権です。SはサービスのSと言いますが、相手の気持ちを汲み取れる人がするものです。

逆に言えば、サービスのSができる選ばれし人間は、よきいじめ方をしてMを救済してほしい・・・




(いじられる側の対応)

 マゾであることが受け身の思想であるとしたら、あなたは本当にマゾでいていいのかという問題があります。

周囲の人に影響を与える責任から逃れているのなら、流されているだけの人生になっているなら、Mマインドでいていいのか一度考え直した方がいいのではないかと思うんです。


その場面その場面でちゃんと悲しまなかったことによって長年抱えることになった悲しみはないですか?

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