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月の満ち欠け

皆様こんにちは
今日は、この後牛を飼うので、つかの間、こたつで母の寝息を聞きながらしたためています

今日は、ちょっとスピリチュアル寄り?かもなお話なので、
「ひゃだ!そういうの怖い!」
という方は、ぜひ薄目を開けて読み進めてみてください(それでもちゃんと読ませるスタイル)

さて、本題にもある通り月の満ち欠けについてのお話です
と言っても、私は天文学者でも宇宙飛行士でもないので、そういう難しい話はできません
私が、満月とか新月とか明確に意識したきっかけは、私が大好きな「紅茶王子」という漫画でした

間単に説明すると、満月の夜に紅茶を白磁のカップに淹れて満月を水面に移してシルバーのスプーンでひと混ぜ
するとイケメンの(!!)紅茶の妖精が出てきて願い事を三つ叶えてくれる
という、なんともメルヘンで優しいお話なのです
(コミックシーモアで読めます!)


紅茶王子は本当に大好きな漫画で、今の私を形成するのには必要不可欠な漫画だったので、この辺りはまた別記事で触れようと思います

さ、話をお月様の話に戻します
この紅茶王子のお話に心酔していた少女くまぽんは、満月の夜を楽しみに毎月、満月の夜に紅茶を淹れては願い事をしていました
その時いったい何を願っていたのかは今となっては全く思い出せませんが
おそらく「好きな人とどうにかなりたい」とか「GLAYのライブにいきたい」とか、そんなことを願っていたのではないかと思います(恥ず)
そして時がたって少女くまぽんは大人になりました
あるとき、何かで「新月の願い事」なる儀式があることを知りました
儀式、なんていうと仰々しいですが、簡単に言うと新月の日にノートに願い事を書きだして、満月のころに確かめて感謝をする、というおまじないのようなそんな「儀式」です

わたしはこちらの書籍を参考にしていますがググるといろんな方法が紹介されているので、興味のある方は検索してみてください

夏の日も寒い冬の日も、満月の日にいそいそと紅茶を淹れて庭に出てぶつぶつ願い事をつぶやくような少女が新月の願い事を導入することは全く造作もないことで、毎月決まってというよりは、ふと「あれ、そろそろ新月かな」というタイミングの新月の日にお願い事をしています
こちらの書籍には10個くらい願うとよいでしょう、とありますが、多かったり少なかったりです
しかし、願い事というのは不思議なもので「こんなこと、叶わないよな」ということでも、文字にしてみると「叶うかも」という気がしてきたりするのです

実際、わたしが願っていることといえば
「好きな人とどうにかなりたい」とか「aikoのライブに行きたい」とか
(お気づきだろうか、少女くまぽんと1ミリも変わっていないということを)
それ以外でいえば、最近はもっぱら
「家族が健康でありますように」とか
「たくさんのお客さんに喜んでもらえますように」とか
要は、家内安全、無病息災、商売繁盛に尽きることが分かってきてしまったのです

でも、これって願わなければ手に入らないのでしょうか
ふと、新月の願い事のルーティンの中で気が付いたのです
私はどちらかというと「願う」ほうにフォーカスしてしまうのですが、この新月の願い事にはもうひとつアクションがあります
それは、満月のころの「ふりかえり」です
願っても、願わなくても、もしかしたら好きな人とはどうにかなれたかもしれないしaikoのライブのチケットは手に入ったかもしれない
願っても願わなくても、何事もなく平穏に日々は過ぎていくかもしれない
だとすれば、フォーカスすべきは願うかどうか、というより今が実は満ち足りていることを確認することにあるのでは、と思ったのです

びっくりするくらいあたりまえのこと言ってて自分でびっくりしてるんですけど…
では、わたしはなぜこのびっくりするくらい当たり前のことを新月満月のたびに行っているかというと、自分の気持ちの中にある「当たり前だと思っていること」をわざわざ願うのはどこかでその当たり前が「当たり前じゃない」と思っていて、尊いものだというのを再確認したいからなのかもしれないと思っています

私たちは、毎日本当にたくさんの情報に触れ、あんなふうになれたらいいなとか、あれが手に入ったら最高だろうなとか、つい「誰かの何か」をうらやんだり欲しがったりしがちです
私も例外でなく、あれが欲しい、あんなふうになりたいと、自分にないものを求めたり願ったりもします

でも時々、新月の願いごと、満月の振り返りで「今の自分、悪くないかも」と思える瞬間があってもいいじゃないか、と思うわけです
少女くまぽん、大人のくまぽんは相変わらずだぞ
それも、悪くないと思いながら、満月の夜に紅茶飲んだりしてるぞ
どうだ、相変わらずすぎてびっくりするだろう

さて、長くなってしまいましたが今夜は新月です
みなさんも、自分の中にある「願い事」と向き合ってみてはいかがでしょうか
紅茶のイケメンの王子が出てくるのは満月の夜なので、お間違いなく!!

ではまた、次回の記事でお会いしましょう

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