トランクルーム区分投資

トランクルーム投資

トランクルームの区分という考え方

不動産投資の中でワンルームマンションなどの区分所有かアパートなど一棟ものの投資というのがスタンダードだと思いますが、トランクルーム投資というものがあるので紹介します。実際取り組んでみたので今後時々状況のアップデートをしていこうと思っています。

 トランクルーム投資といえば空き地にコンテナボックスを設置するかビル内に所定フロアに間仕切りで仕切られた空間を構築して貸し出すか、いずれにしてもそれなりに規模が大きく数千万円くらいかかるのが一般的だと思います。不動産のようにローンを使えないので私も視野には入れていなかったのですが、あるセミナーでこれを小口化した商品が紹介されていました。

 数千万かかる投資に対して複数人での共同事業という形で投資額を小さくして取り組みやすくしたものです。一口200万円くらいで取り組めるようになったものでした。共同所有といっても設備を購入するのではなく、すべて転貸借するイメージでした。毎月の賃借料を払って設備を借り受け、それをトランクルームの利用希望者に貸し出すサブリースのようなビジネスモデルです。

 初期費用として広告費などの負担があるので200万前後の支払いが必要なものの、固定資産を買うわけではないので減価償却のように長い期間で費用化するわけでもなさそうで、BSを使うストックのビジネスというよりも、PLを使ったフローのビジネスになります。軌道に乗れば税金まで考慮しても割と短期間で回収できそうな印象です。

収支モデル

 これはワンルームマンションの区分所有のように融資をつける投資ではないので、重要なのはまずはやはり初期費を支出できるかどうか。私が話を聞いたのはUKCorporationとう会社のものでしたが、初期費の範囲で最初1年間かけて広告等を積極的に行い集客していく計画。集客を進めて損益分岐点を超えることができれば、比較的安定的に利益が落ちてくる形になると思います。

実際の稼働状況

私の投資した物件は関西圏のもの(関東と異なり物件の借り受けにあたって2年ごとの更新料が発生しない)です。半年前にオープンした物件ですが今のところ稼働率は20%~30%といったところ。。
50%くらいまで来ると毎月の費用を最低限賄えるようになるので追加支出なくやれるようになりますが、そこまではまだ少しかかりそうです。
正直、投資時点のシミュレーションよりも状況は悪そうですね。運営会社にもうひと頑張りしてもらってなるべく早く分岐点に到達することを祈るばかりです。

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