見出し画像

忘れるから災害になる

能登半島地震から今日で半年です。
もうすぐ真夏がやってくるのに不自由な避難生活を余儀なくされている人がいまだに2100人近くもいるという現実。

日本列島に住んでいる以上、地震の危機は常にある、今回能登で起きたことはいつ自分に起きても不思議ではないという思いでいたいと思います。

先日、災害時の避難用にリュックに入れているものと自宅の備蓄品の見直しをしました。
賞味期限が切れているものを入れ替えたり、常備薬を足したり。
あとは防災ラジオを揃えて完了です。

しかし、この「防災に関する意識調査」の結果によると十分に備えができている人は少ないことがわかります。
今年2月公表のものですので、能登半島地震の惨状を見た直後でさえこの結果(他機関が実施した調査もあると思いますのでこの結果がすべてではないかもしれませんが)。
阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験してもまだこれが現状というのは、どこか他人事というか、「自分には起きない」という現実逃避のような気持ちを表しているのでしょうか。

東日本大地震を経験したとある人が、以前、テレビで言っていたことを思い出します。

「忘れるから災害になる」

日頃から、今ここで大地震が起きてもおかしくない、平和な日が明日は暗転しているかもしれない。
そんな意識をみんながもち、備えをして生活していれば、いくらかは減災できるのでしょうか。

2004年10月23日の夕方、私は東京オペラシティで日本音楽コンクールピアノ部門の本選会を聴いていました。
演奏のさなか、ん?なんか揺れてる?気のせい?と思った数秒後、客席は大きく揺れ、天井の照明器具はぶつかり合い、ガチャガチャと音を立てました。
ピラミッド型のあの天井が落ちてくるのではと覚悟したのを覚えています。

指揮者の高関健さんが冷静で、タクトを振り続けたため演奏は止まらず、コンクールは無事に終わりましたが、その後、被害の大きさが徐々にわかってきたのです。新潟県中越地震が起きた時のことです。

この時や7年後の東日本大地震で経験した恐怖心から、かばんにはいつも折りたたみのヘルメットを入れています。

備えはしてもし過ぎることはないと思います。それが、過去の悲劇からのせめてもの学びではないかと思っています。

日本にこれ以上、鎮魂の日が増えないことを願うばかりです。

東京備蓄ナビ
自分に合った備蓄を調べてみよう

モーツァルト作曲
レクイエム 「涙の日」

【🎼あなたの生活を音楽でスタイリングします】

シチュエーションに合わせてぴったりな音楽をお選びします(無料)
。
※クラシック音楽に限ります
。

・勉強や仕事などの作業用BGM
・朝に合う曲
・リラックスしたいときの曲
・元気を出したいときの曲
など、ご要望に応じてあなただけのプレイリストをお作りします。

「クラシック音楽に興味があるけど何から聴けばいいかわからないからお勧めの曲を教えてほしい」といったご相談も歓迎です♪


他にも、
・医療施設のBGM
・飲食店のBGM
・美容室やサロンのBGM
・幼稚園や保育園の行事(子どもも楽しめるクラシック)
・結婚式
・お誕生会などのお祝い会
・食事会
のための選曲もご相談ください。

まずは「クリエイターへのお問い合わせ」からご連絡ください。


真知亜 音楽スタイリスト/選曲家













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?