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午後のロードショー「セイント」


公開 1997年
監督 フィリップ・ノイズ
公開当時 ヴァル・キルマー(38歳)  エリザベス・シュー(34歳)

聖人の名を使った12人の男に変装する神出鬼没の怪盗セイントの活躍を描いたサスペンス・アクションです。

変装を得意としキリスト教の聖人の名を名乗るフリーの盗賊セイント(サイモン)が、ロシアの実業家からの依頼を受け、いくつもの人物に変装しながら華麗に盗みを働くというストーリーなのですが、正直ヴァル・キルマーの変装はどれも微妙ですね…😅

このオネエの変装はおすぎみたいですね。

個人的にはバーコードハゲおやじの変装が一番クオリティが高いと思います。

エリザベス・シューは当時本当に美しいですね。
真面目な科学者の役を演じているのにちょっとエロくてどこか薄幸そうな感じも良いですね。
吹き替えの佐々木優子さんの声もセリフが吐息まじりでセクシー、キャラクターにぴったりです。

石油王イワンの息子イリヤを演じたヴァレリー・ニコラエフは憂いのある瞳と黒髪がとてもセクシーですね。
私は主役のヴァル・キルマーより彼に目が行ってしまいました。
韓流スターのパク・ソジュンに似ていますね。

この映画を見て思い出したのが子供の頃読んだ本「君も探偵になれる!」です。

子供向けの探偵になるための指南書だったのですが、そこには尾行の仕方や聞き込みの方法など、探偵になるためのノウハウが事細かに書かれていたのです。
変装に関する記述もあり、とっさのタイミングでの方法として「学ランを後ろ前に着て水泳帽をかぶり中国人のフリをする」という驚きの手法が記されていました。

トム・クルーズのミッションインポッシブルでは、変装のシーンで3Dプリンターで仮面を作ったりボイスチェンジャーを使って声を変えたりしていますが、この映画のようにメイクやかつらのみで変装するのはもはや時代遅れの伝統芸といった感じなのでしょうか。
バレバレの変装でもいったん受け入れダマされたフリをする相手の度量の大きさありきの芸と言えそうですね。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝😌です。

総合評価
ストーリー   ★★
午後ロー親和性 ★★★★★
流し見許容度  ★★★★

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