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午後のロードショー「ジョーズ3」


公開 1983年
監督 ジョー・アルプス

神はなぜこの世にこのような恐ろしい海洋生物を作りたもうたのでしょうか。
生まれながら悪役として生きる事を運命ずけられたかのような面構えといい、仮に彼らの性質がイルカのようにフレンドリーだったとしても誰が信じるでしょう。

この映画を見たほとんどの人が思うように、スピルバーグ制作の「ジョーズ」がいかに素晴らしかったか改めて思い知らされます。
でも私にとってはこれぞ午後ロー!!という感じで午後ロー親和性文句無しで満点なのです。

ジョーズ2では無く「3」なのも痺れますね。

巨大水族館「シー・ワールド」にホオジロザメが誤って紛れ込み、人々を恐怖におとしいれるという設定は良いと思いますが、緊迫感に欠けた展開だったと思います。
スピルバーグ制作の「ジョーズ」はそれほど巨額な製作費をかけたわけでは無いと聞くので、同じ制作費でも監督のセンスでここまで違うのですね。

最後の水族館のガラスを破って入ってくる所からのサメ爆発のシーンは、あまりにチープなCGで「はうあっ!」となりましたがそれを指摘するのはあまりに野暮というものですね。それもコミで楽しむのが午後ローなのです。

近年では地上を4本足で歩く「ランドシャーク」死んだサメの怨霊が人間を襲う「ゴーストシャーク」TwitterをなどのSNSを駆使し殺害予告をする「ロボシャーク」など実に多様なサメ映画が製作されていますが、サメは数字を持っているのですね。

主役のマイケルは「ジョーズ」のブロディ所長の息子という設定なのですね。なんの因果か親子代々サメと戦う運命なのですね。

マイケルの吹き替えを「大草原の小さな家」で優しくたくましい父親チャールズ・インガルスと同じ声優さんが演じていましたね。
土曜の夜に家族みんなで見ていた思い出があり、この声を聞くだけで涙が出そうになります…。

今日も無事に家に帰って午後ローを見れていることに感謝🤗です。

総合評価
ストーリー   ★★
午後ロー親和性 ★★★★★
流し見許容度  ★★★★★

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