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SNSがなかった時代

あの頃は個人がそれぞれ素材屋さんを利用して個性を出して
自分のHP作ってたっけ。
ジャンルは色々。
その中でも私はいわゆるメンタル系というのかな?
うつ病やパニック障害に悩んでる(多分)女性が管理人をされている
ところに入り浸っていた。
私よりお姉さんの管理人さんが
「引き返す勇気を持つことも大切」と書かれていたことが今でも
心に残っている。
つまり、パニック発作が出そうになったら途中で引き返せ、ってこと。
無理して目的地に行って発作が出たりすると、あの発作って
身体的な違和感は人それぞれだけど、皆に共通するな~と
思っているのが

とてつもない恐怖。

軽くトラウマになる。
だからまた最初からやり直しってことになっちゃう。
勿論メンタル系以外にも趣味のサイトとか入り浸ってた。
ヤマトヲタなので(昭和の)女性のオタクさんが
開いている所にお邪魔したり。
絵とか二次創作とかすっごく楽しかった。
コンテンツの中に無料掲示板やMIDIが出るサイトもあったり
バナーが管理人さんの趣味であれこれあったり
それも面白かった。
※私はなんで腐女子じゃないのだ。
ヤマトなんて男がいっぱい出てくるから、誰と誰をくっつけるとか
妄想して楽しそうなのにいいい
思えば子どもの頃から無理だった。
「風と木の詩」とか。
でもそこはオタクである。
入院していた時同室の患者さん(既婚女性、子あり)が
「私、腐っているんですよー」と言われて
「そうなんですか」と即答した私って・・・
彼女は腐女子で、でもはっきり言ってた。
ゲイとBLは全く別物で、BLは完全ファンタジーの世界で
あり得ないことを妄想して楽しんでるとか。

話がそれた。
当時は入り浸っていたHPがいくつかあって
掲示板にあれこれ書いたり楽しかったー
メンタル系だと医師の意見としてネットからの知識と
自分の体験を交えたコンテンツの他に、
パニック発作来そうな時どうしてるか、
そして日記サイト(今でいうブログみたいなもの)も自分の
HPから行けるようになってて。
よかったなあ、あの頃は。
バナーとかかわいいの使ってる人、カッコイイの使ってる人
色々おられてそれも面白くてよかった。

けどGeoがHPサービス中止、ニフティもなくなった。
寂しいな。
個人サイトがなくなって、管理人さんとの連絡方法もわからずじまい。
SNSなどより、あの頃が楽しくて(素材や構成も面白い)
よかったなあ・・・

ヤマトヲタの女性管理人さん、二次創作で
めっちゃ面白いお話書かれてたんだけど、読めないぞー
サルベージしようと思ったけど、全部は拾えず。
(でも彼女が書いた薄い本持ってたりする。二次創作の爆笑物語)

ヤマトヲタの女性管理人さんって私よりちょい上の方が多かった感じ。
まあ、同世代です。
そこらへんにも入り浸っていた。

あとは夫のDVに特化したHPがあって、掲示板には
どうにかして逃げようと心を決めた方がおられたり。
私はDV被害経験はないけど(児童虐待なら山ほどあるけど)
本当に頑張っておられて励まされた。
その頃かな。バカ医者に当たっちゃって転院を考えてたら
なんと管理人さんと同郷ということが判明。
よさそうな精神科(クリニック)教えていただいた。

なんだかSNSって暖かさがないような気がするんだよ。
寂しいぞー

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