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私は(宝)石

本当は、もっと前向きな文章が書きたかった
明るい絵が描きたかった
誰かを元気づけられるような、優しい人間になりたかった
大切な人をまもれる強さがほしかった

後悔後悔後悔

吐き出すべきことはそんなんじゃないって
本当はわかっているのに
私は駄目なんだなぁ ほんとに
何もわかってない 何も
これからもきっと ずっと わからないままなんだ

だってさ、私の周りには、本当に素敵な人しかいないんだ
お友達も、彼女さんも、家族も、ほかにもね…
みんな宝石みたいにキラキラしてて、その中に
ぽつん って
石ころが場違いに埋もれてるんだ わたし

自信なんて 自己肯定感なんて
生まれた時に捨ててやった!!
そんな私に残ったのは日に日に増してく劣等感と満たされることの無い承認欲求
そして過剰なまでの自意識

そんな自分が気持ち悪くて気色悪くて
でも奥底では捨てきれなくて
どうでもいい自殺未遂繰り返して

ほらまた
生きてる

何回目?


その勇気が全て砕け散った訳ではない
…はずなんだ
何度も何度も何度も
体当たりして、引っ掻き回して、よじ登って
無様でしょう?
笑ってくれていいよ ほんとのこと

砕けて、くだけて、クダケテ、

割れたダイヤモンドの下に、もっと砕けたフォスフィライトが散らばる夢を見た

硬度なんて知らない石ころは
なんでもないただの石ころは


戦った事に気づかれないままで だから
フォスフィライトとは違う


あなたは?

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