X+1 時々 X−2
やっぱり、一緒に学校卒業したかったな...
大学受験もしたかった
大切なみんなと、大好きなみんなと...
みんなが頑張っているのに
自分は頑張っていない
身体も心も思い通りにあやつれない
私は過去ばかりに縋っていて
輝いてるみんなが眩しくて、また泣いて
泣いて泣いて泣いて泣いて
いつまでも進めない、成長しない
まわりはみんな、進んでゆくのに
時間はずっと、進んでいるのに...
もし病気にならなかったら
もしも私が今よりずっと強かったら
もし無理やりにでも退院していたら
そんなことばかり
そんなこと...
そんな、くだらない後悔ばかり...
意味の無い、後悔ばかり...
もう遅いんだよ、私には何もかも遅すぎるんだ
ずっと、現実ばかり見ていた
夢なんて、見てる余裕はなかった
私が走れなかった道を
走っているみんなが、きっと素敵な人生になること、強く、深く、願ってる...
みんながみんな、笑っていたら
それはとても、幸せなこと...
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