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豪雪の森に咲く赤い花

こんにちは。

7/9から始まる京都写真美術館の展示に向けてこのところ頭の中はモノクロモードですが、いったん通常モードに戻して今日は6月の森の話です。

雪解けが進み新緑から深緑へ向かうブナの森



晩秋に落葉して冬を越し
春に一斉に芽吹く落葉広葉樹の森で

雪解けの初夏
なぜかそこに咲く常緑の雪椿

真っ赤な花と硬く厚い緑の葉そして残雪の白といえば、そうクリスマスカラー!

豪雪の森に咲く雪椿


なのに派手さはなくとても地味〜

太陽光をもとめて他の樹々と高さを競うこともなく低い位置の僅かな木漏れ日で光合成をし、細くしなやかな幹は豪雪に埋もれても折れることなく、雪解けの初夏の森で真っ赤な花を咲かせてる。

散る時も独特で、ハラハラと花弁が散るのではなく、花ごとボトって落ちるんです。

とても不思議なブナの森の異端児。そもそも寒い豪雪の森になんで照葉樹が適応しているのか?

雪の中は暖かなことを知り、競うよりもそのしなやかなボディで、雪に守られて生きる道を選んだのか

花が落ちた後、少しずつ若葉に切り替わる雪椿



一年毎に生え替わる落葉樹と違って常緑の葉はどうなのよ?ずっと同じ葉のわけないし、いつ生え替わるのか前から不思議だった

前から不思議なら調べりゃいいのに…
て思うけど😅

ま、ちゃんと咲いてるし…
不思議は不思議でいいよね

その探究心の無さがボクなんです🤗

ところが先日、
その生え替わりを目撃!と言うより、
今まで気づかなかっただけか😅



こんなにこっそり着替えてたのね
そりゃボーっと見てたら気づかんわ。

いつも見ていただきありがとうございます。
すぐにモノクロモードに切り替えて京都でお会いしましょう!

横内勝司写真展 時を超えて
https://www.ishidamichiyuki.com/%E6%A8%AA%E5%86%85%E5%8B%9D%E5%8F%B8-1



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