私って、何?


#自己紹介


大学二年生。恐らく学生の中でもかなり楽しい頃。現在私は、「自分は何なのか」という問いにぶつかり、止まってしまいました。

簡単な自己紹介


初めまして、ゲロと申します。現在大学二年生で、史学科に所属しており後期からは考古学のゼミで本格的に研究をしようと思っています。

趣味は上げるとキリがないのですが、絵、小説、写真、遠出、メイク等が今やってて楽しいことだと思います。

noteを始めようと思った理由はTwitterのタイムラインでよく見かける為、「面白いのかな?」と興味を持ったからです。今まで日記を書こうとして何度も続かず挫折した為、誰かが見ているかもしれない場なら続くだろうかと思いました。


私って何?

もしかしたら、そう思う日が来るのかもしれないと中学生の頃から危惧していたことが起きてしまいました。立ち止まり、自分とは何なのか、何をして何になるのか。良く言えば成長するチャンス、自分を見つめ直す機会なのかもしれないですが、私にとってはこれまでやってきたことを全て否定してしまうことになる「最も恐れるべき事態」でした。

※ここから先非常に長くなりますが、自分が読み直す為だけに書いていますので読まなくて大丈夫です。


私は四人家族で、両親と兄がいます。同じマンションに父方の祖父母も住んでいて、恵まれた環境なんじゃないかと思います。

父は怒ると本当に怖くて普段から怒らせないように気を付けていますが、母は優しくて友人のように話せる仲です。兄はよく「良いお兄さんだね」と言われ、実際意地悪なこともありますが私の面倒をよく見てくれる優しい兄です。

中学校に入学し、高校受験で公立高校の普通科に行き、大学受験では史学科を希望し、ある程度思った通りに進んでいます。恵まれた環境で育ったと思っています。

そう思っていました。少なくとも高校生の頃までは。

キッカケは中学三年生のときに仲良くなった友人の一言でした。「君の家、ちょっと可笑しいよね」。(今思えば友人にそんなことを言ってしまえる彼女も少しアレですが…。)とにかく私は、彼女との会話の中で少しずつ目が覚めてきました。今となっては、目が覚めない方が幸せだったのかもしれません。


うちは男尊女卑、亭主関白の考えが残る古い家でした。父や祖父の言うことが絶対で、二人の機嫌を悪くしないように立ち回るのが当たり前。私が孫ということもありますが、祖父はユーモアのある人なのでそこまで厳しくはありませんでした。しかし父は厳しいというよりも横暴な人で、理不尽なことを言ったり、自分の思い通りにいかないとすぐに不機嫌になる人でした。

遠距離恋愛だった母が普段の父を知ることはなく、ある意味騙されたような形での結婚だったようです。そんな母はいつも父を怒らせないように自分を殺して立ち回っており、その反動で不安定になるメンタルのケアは、現状私が行っています。本人は気付いていないと思いますが…。

高校受験の際、イラスト系の学校に行きたいと自分でパンフレットを持って行きましたが、まず母に見せたところ「将来に繋がらない」「立地が悪い」と言われ、「学費が高くつかないから公立に行ってほしい」と言われるがままに入学しました。

大学受験の際はそういった経験と、母がよく口にする「本当に学びたいものなら良い」という言葉を考慮して史学科で歴史を学びたいと伝えました。その時の私は「歴史は好きだし、学びでもあるから母の了承も得られるだろう」と思っていました。どちらかといえば後者の理由の方が強かったです。本当は美術系に行きたかったのですが、「どうせ認めてもらえないだろう」と諦めていました。歴史が好きというのは間違いのですが、「自分のやりたいこと」は美大に進み、デザインについて学ぶことでした。


自分に言い聞かせるように、自分の気持ちから目を逸らすように大学に進学しました。講義はつまらないものもあれば面白いものもあり、「進学して良かった」という気持ちに嘘はありませんでした。

しかし同時に、自分のやりたいことを学び、夢を追いかける友人を見ていると、自分が惨めに思えました。「みんなはあんな風に夢に向かって歩めるのに、どうして自分は出来ないのだろう?

全てを親のせいにはしません。諦めていた私が理由なことは自分がよく分かっていました。それでも、「もし自分があの時美術系に進みたいと親に伝えたら、どうなっていただろう」という問いに答えは出ていました。きっと答えは「NO」で、私は目が真っ赤になるまで泣き腫らし、親の機嫌を損ね、「自分から」間違っていたと謝り、今のような現状になっていたでしょう。


そこで私は最初に提示したような疑問にぶつかってしまいました。「私って、何?」「私は何をしたいの?」「私は何になりたいの?」

この問いに答えなんてないとは思っています。何が将来に繋がるのかなんて誰にもわからなくて、自分が誰なのかハッキリと分かる人もいないと考えています。

それならどうして、私はこんなにも他人を羨ましく思ってしまうのでしょう?


今私は、流されるがままに日々を過ごしています。時折無性に何もかもが嫌になって、ベランダから下を見つめることもあります。自分が地面に叩きつけられることを想像すると背筋に悪寒が走り、早々に部屋へと戻ります。

生きることも、死ぬことも、難しい。日々痛感しています。

noteを書くことによって少しでも自分のことを知りたいと思っています。自己満足ではありますがエッセイを書いたり、創作をしたり、色々活動していくつもりです。よろしくお願いいたします。

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