最初にやろうと思ったこと。

★物を増やさない★
これがね、すごく大変なの。
私の両親、片付けがものすごく下手で、家は汚部屋だった。
古い借家で4人家族だったんだけど、今考えたら「全員片付けが下手」だったから救いようがない。
掃除もやる気スイッチ入らないと全然誰も手をつけないし。
その代わり、1度やり始めたらとことん片付け、掃除をする。
魂削られてるな、これ。

4人住んでた家は、妹が結婚して出ていき、両親が離婚して父が出ていき、母が新しい仕事をするからと出ていき、当時付き合ってた人(後に夫になる人)と犬3匹で生活していた。
結婚してその家を引き払う時、片付けをするのにものすごく苦労した。
出ていった3人、自分の必要な物だけを持って行ったから、家の中にあるのは殆どゴミ。
あれを身重の私が片付けるの、すごく大変だった。
犬たちはだいぶ前に空と旅立ったから、そこだけが唯一、何とかなったというか、残ったケージやらを片付けるだけなのでよかった。

私、引っ越したら物は増やさないようにするんだ…、そう心の中で誓った。

引っ越した先も今までの家と大体同じくらいの部屋数と築年数。
子が生まれ、あれよあれよと物は増えていく。
それでも自分の物だけは増やさないようにと努力した。
けど、義母に言われた。
「あなた達の家は物が多過ぎる」
私、増えてるのは文房具くらいで(ボストンバッグに全部入り切るくらいの量だったよ)、あとは子供の物と夫の物…いやこれが厄介だった。
脱いだ物は脱ぎっぱなし、飲んだ物(ペットボトル)はそこら辺に放置しっぱなし、食べたお菓子のゴミもその辺に放置、お弁当箱は1ヶ月くらい放置(これ洗う時が1番悲しかった、何故私が…って今も思う)

そんな時にバレットジャーナルを知り、日々の時間管理とかできるのでは、と思い始めた。
ノートとペン1本というのが楽だった。
スマホ(デジタル)は間違って消してしまった事があったので、頼らない事にした。

やっていくうちに、それでも追いつかない事に気づいた。
散らかす夫と散らかす子供には勝てなかった。
無理。って、思った。
心が完全に壊れた。
病院では「無理しないで。話し合いして、助けてもらって」って言われたけど、助けてくれる人なんて誰もいなかった。
孤独だった。

家を飛び出した。

(だいぶアレだけど、大丈夫、後々ちゃんとどん底から這い上がれてるから)

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