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メガシンカでメガリザードンになった話(ポケモンの話ではない)

怒りのボルテージがマックスになった話である。

初夏、つまりは半年前からキッチンのリフォームをお願いしている工務店での工事が先日から始まった。
これも、やっと、と吐く息が漏れる遅延案件だったのだが、その過程でわたしはすでにリザードンに完全進化していた。
落ち着きを取り戻し、こんな自分をなだめ慣れてきたところで、工事完了までの1週間よ平和に過ぎてくれと、全力で祈っていた。

せっかく覚えた操作が不良となる。
まさに口から炎を吹き出し、肩から、頭から、常に炎をたぎらすメガリザードンとなった。
メガシンカである。
初期ポケモンしか知らないので、検索した。
絶対にリザードンでは抑えられない炎が火山の如く噴き出したので、これは更なる上の進化が進んでいるはずと思ったからで、その通り身体の色が違う2種類のメガリザードンを発見した。なんと容易い。

相談当初にお願いしていたオーブンフードの形が、『これだけは避けてください』と言った状態で我が家のキッチンに定住なさったからである。
謎すぎる。
なにかと私とのキャッチボールが上手くいかなかったが、とうとう初めから言語が理解されていなかった事実。それとも忘却の癖か。
どうにせよ、私の頭が沸いた。

こういった時に1番腹立たしさを覚える要点は、私の時間を無駄遣いされた事に限る。
相談の約束のやりとり
相談当日の時間と労力
後日連絡の取り合い
再度打ち合わせ
少ない報連相によるこちらからの催促にかけるストレスと労力の全て
そして全てを無にする結果
無駄の塊であった。

今の状況に類似する経験を自分一人でもかなりの回数こなしてきたが、世の中の他人達もそれなりに経験があるのではないか。
はて、どうする事が正解とも判らずに、明日の工事予定も知らされないまま布団に入らなければいけない現状。いったい業者は何時に来るのか。1日をフリーで空けている私と、どうフェアだと言うのだろう。

このままでは99%保健所を通らないので、作り直せと言うか。
NG要素を改善してもらうに留めるか。
選択肢に『わたし言いましたよね?』と言うセリフはない。100%伝えている事実を再度口にする労力すら、ヤツに割くのは勿体ないと言う言葉すら勿体ない。
痛めつけることは本意ではない。優位に立って叱責したいわけでもない。どうにかしてくれればいいのだ。とにかく一刻も早く連絡先をゴミ箱に捨てさせてくれ。

そんなことをまとめて、今日は1日を終わりにする。

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