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今日までの本

眠るまでの時間潰しと
嫌なことから現実逃避を図る。

小説etc. 読んだものをざっと並べる。
4冊目 実験4号『後藤を待ちながら』伊坂幸太郎
5冊目 短編宝箱『小さな兵隊』伊坂幸太郎
6冊目 『ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録』古川英治
7冊目 『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』伊坂幸太郎

漫画 覚え書き
砂時計 1、2 芦原妃名子
ワンパンマン 1〜9 ONE/村田雄介
フルーツバスケット 2 高屋奈月
多門くん今どっち!? 新刊
もやしもん 2

他にも何かしら読んだかもしれないが、記憶薄。

伊坂さんの実験4号はネットで格安美品で出品されていたのを入手。丁寧に梱包されて届き驚愕。
内容は伊坂さんの趣味がすごく反映されている印象で、エンタメ性が強かった。
同時期に買った砂時計は自分が中学生(おそらく)の頃友人がはまっていた記憶があったもの。
今回中古でまとめ買いをしたのだが、作者の訃報がきっかけだったのは自分としても煮え切らないモノがある。が、2巻の表紙は素晴らしくお気に入りだ。
伊坂さんの『後藤を待ちながら』の最後に歌詞がまるっと載っている。ほぼ同時に読み進めたこの2作品と、今もまだ渦中にあるニュースの澱んだ空気がリンクしてしまい、救いの光を見失ってしまった。

短編宝箱の収録作は全くもって趣味ではなかった。目的の伊坂さんの短編も所有する文庫に収録済みのものであったし、正直言って本棚に並べておく必要がなさそうだ。
ダブり本や家族の不要な書籍と合わせて売りに行くのもそろそろありかもしれない。

ウクライナダイアリーは出会って良かった本だった。ジャケ買いのようなものだったが、度々このような出会い方をするから本は面白い。ショッピングモールに入っている地元の本屋で、おすすめ書籍として陳列されていたのをパラパラとめくり、絶対に買うと決めた。並んでいた本は汚れが目立ったので実際に買ったのは違う本屋だったが、普段は買わない本屋を覗いた時に出会ったりするものだから時々でも立ち寄るようにしている。

伊坂さんのエッセイ集は癒されて良い。エッセイを読む目的の大部分は癒しの様なところではないかと認識しているので、役割が正しく働いている。(個人的な見解)
本業とは違って(本になれば全て本業だとは思うが)、少々言葉を取って出ししている印象がある。脳みそを使いすぎていないと言っては失礼になってしまうかもしれないが、伊坂さんの独り言を盗み見ている(聞いている感じとは違う)様で微笑ましい。

今回入手した『実験4号』で、伊坂さんの出版済み文庫本はコンプリートしたはずなのだが、ちょいちょい散らばる短話や、文庫にすらなっていない雑誌の特別譚などはまだ抜けがある。
全てを確認するにはウィキだけでは不安が残る。
それ以前に、購入済みでまだ読んでいない作品も数冊控えているので、読み終わるまではまだ伊坂ファンは語れない。
ともあれまだ未知の伊坂作品があるという幸せを噛み締める日々を大いに味わいたい。

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