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借り物の言葉、継ぎ接ぎの言葉、自分自身の言葉

この頃…
タイトルを打ち込んで…
そこで手が止まってしまう事が増えた。
気になるテーマは増えたのだが…
そこで自分自身で説明する言葉を持ち合わせていないのを…
タイトルを書いた後に嫌と言うほど思い知らされるのだ。
そうした中で…
むしろ…
開き直りで「敢えて敢えての途中書き」のコラムを書く事が増えた。
取りも敢えずで…
継ぎ接ぎの言葉で語る事が増えている。
何なら借り物の言葉で語る事も増えている。
敗北感を感じながらも…
伝えたい事をどうにかして言語化しようとしているのだ。

この頃…
「自分自身の言葉で語りたい」
と嘯きながらも…
その実態は…
「借り物の言葉」
で伝えたい事のニュアンス・輪郭を粗く描き出す事も増えている。
きっと
「自分自身が傷付きたくない」と
無意識に行動しているのかもしれない。
だからこそ…
「借り物の言葉」で
自分自身が傷つかない様に立ち回っているのかもしれない。
でも…
「借り物の言葉」であろうが…
「自分自身の言葉」であろうが…
傷付く時は傷付くし…
傷付ける時は傷付ける。
そんな事…
自分自身が嫌と言うほどよく分かっているはずなのに…
次の瞬間には忘れている自分がいる事に愕然とする。
過去に書いた記事でそれを思い出されるから…
却って古傷が疼く…
その敗北感に打ちひしがれながらも…
却って伝えたい事が増え…
伝える術の拙さを自覚しながらも…
それでも幾分かでも伝わればと思い書き続ける。
そうした中で…
誰かの言葉に励まされ…
同僚の言葉に励まされ…
友人の言葉に励まされ…
過去の自分の言葉にハッとさせられる。

忘れても良い。
必要な時に思い出せば良い。
あの日に置き忘れた事を…
今日拾いに行ったって良いじゃないか…
昨日は…
そんな置き忘れたものを拾いに行った気がするんだよね…

そうだ…
笑顔でいる為に闘い続けるんだって思い出したんだよね…
それこそ…
彼女から借りた
「借り物の言葉」だけどね…

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