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10秒の壁に触れた男

1960年6月21日西ドイツのアルミン・ハリーが陸上100m走10秒0を記録

1959年当時の100m世界記録の10秒1を破る10秒0を記録し、
人類の夢であった9秒台にもっとも近い選手と言われた。
特にスタート時の反射がきわめて早かったことで知られており、
他の選手よりも0.1秒早かったとされている。

彼の速さの原点はフットボール(サッカー)の中で培われ、
16歳から短距離走へと転向。
その約4年後の1958年ヨーロッパ選手権にて
100m及び4×100mリレーで、
それぞれ優勝し、
国際タイトルを獲得。
1958 年の別の大会にて、ハリーは 10.0 秒のタイムを記録したが、
その大会のトラックの勾配 11 cm (4.33 インチ) が最大許容 10 cm (3.94 インチ) を超えていることが判明し、
惜しくもこの時は世界記録認定にはならなかった。
その2年後の1960 年6月21日にハリーは、世界記録を樹立し、ヨーロッパ記録に関しては8年も、この記録を破る者は現れなかった。

このハリーさん、
現役引退後は…
何かとお騒がせだったりします。
晩節を汚さずに、
走り抜けて欲しい気も…

いつの時代も
記録って、
その壁を破るまでが大変なんですよね。

自分自身の記録の壁も破りたい私です。

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