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チャールズ・チャップリンが伝えたかった事

「無声映画時代を席巻したチャールズ・チャップリンを知ってるかい。」
「20世紀を代表する映画俳優の一人と言っても過言ではないね。」
「『ライムライト』は切ない映画だったね。」
「かたや、『独裁者』や『殺人狂時代』など、社会風刺をして訴えかける映画も手掛けているね。」
「『独裁者』では第二次世界大戦時の世相を冷ややかに見ながら、一縷の望みを込めた結末にしてる。」
「それに対して『殺人狂時代』は主人公の回顧録が語られる中でストーリーが進んでいく。
そして、戦争の愚かさについて、痛烈なメッセージを叩きつけている。」
「そして、主人公が金を稼ぐ為に殺人に手を染める様は、作品の形を取ってるとは言え…
現代社会にも投げかけられる人間のエゴイズムの本質を見せられているようで辛いな。」
「戦争も人殺しも根っこの悲惨さは大差ないって事だな。」
「チャップリンってさ、トーキー映画、今の形式での映画になってから、よりメッセージ性が高まっているよね。」
「それだけ、日を追うごとに時を経るごとに映画を通じて伝えなきゃいけないと思わせるもの…
そうしたメッセージが彼の中にあったのだと…俺はそう感じている。」
「俺らはチャップリンの様に伝えたいメッセージを自分の中に持てているんだろうかねえ。」
「今の時代にも、忘れられては困ること、伝えたいメッセージがある。」
「昔から変わらないもの、これからの事…」
「拙い、上手いは置いといて、愚直に伝えるしかないのかもな。」
「まっ、背伸びしても仕方ないか…」
「日々書き綴って、日々演じて、日々伝える。」
「結局は、そこに行き着くよな。」
「まあ、生き急ぐ事は無いさ。自分なりの最適解をしっかり探し続ければ良い。」
「いきなり答えに行き着いてもつまんねえしな。」
「でも、少しずつ確実に近づいていく必要がある。」
「そのもどかしさも楽しめって事か。」
「寄り道したっていいのさ。そうした方が素敵な景色や人に会えるかもしれない。」
「その出会いが更に人生を豊かにしていくんだろ。」
「俺たちの出会いの様にな。」

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