見出し画像

兵庫県香住町の大型魚礁設置工事にて

こんにちは!関組港湾事業部、越前営業所です。初めてのnote投稿ですが、気負わずに書きたいと思います!

先週、兵庫県美方郡の香住漁港にて、大型魚礁設置工事を行ってきました。
その様子をご紹介させていただきます。

兵庫県でどんな工事をしてきたの?

まずは今回の工事の概要を把握するために、動画をご覧ください。
動画内のクレーンで吊っているものが魚礁になります。

そもそも魚礁ってなに?

魚礁は、魚類を集めたり増やしたりするために海中や水中に設置するものです。魚礁を設置することで、小型の魚類が大型の捕食魚から逃げるための逃避場になったり、繁殖に欠かせない親魚の産卵場になることが期待できます。

どうやって魚礁を設置したの?

関組が保有するクレーン船(起重機船)を使って、1基32tの魚礁を水深約100m地点の海底に設置する工事を行いました。全長6mの魚礁を配置中心点の10mの範囲内に設置する、高度な技術が求められる作業で、24基全てを設置するのに、3日程かかりました。

魚礁を設置する様子。写真右:弊社クレーン船の関動丸

達成感は?(現場担当者から)

大変な作業でしたが、まずは無事に帰ってこれてよかったです。

設置した魚礁は、2, 3か月後には表面にフジツボやコケムシなどの生物が付着して、魚類の稚魚も現れるとのことでした。今回の工事が香住海岸周辺の生態系の保護に、少しでも貢献出来れば嬉しいです。

現場を担当した宮川主任補佐

noteをご覧いただいている皆さまにむけて

関組の港湾事業部は、県内最大級のクレーン船(起重機船)の他に、複数の工事用船舶を保有する、港湾工事のプロフェッショナル集団です。自然災害から人々の生活を守るよう、これからも技術と信用の向上に全力を注いでいきます!

終わりに

株式会社関組は、昭和10年(1935)の創業以来、地域社会の発展に貢献するために社業を通じて技術と経験を積み重ねてきました。今後より一層、地域社会の発展に貢献すべく、邁進していきます。

引き続き、「関組」をウォッチいただけると嬉しいです!
(採用情報は以下をご覧ください)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?