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「共事者」として

 「あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究/横道誠」を読んだ。

 宗教2世関連の本が図書館に入荷されるたび読んでみていて、もう読まなくても似た内容かなと思いつつパラパラと目を通したのだが、結果的に読んで良かった。新しい言葉と出会ったのだ。

「共事者」


 「共事者」とは、「当事者」と「非当事者」の分断をやわらげる概念らしい。「当事者」となるハードルは高いが、「共事者」は思いを寄せるだけでなれる。この本で提唱された言葉ではなく、ここ数年使われているようだ。「自分は当事者ではないから・・・」という遠慮しすぎをやわらげる言葉として画期的だと思う。
 私がなりたかったのはIIYY Project(#IIYY)の「共事者」だった。そして勝手にずっと共事者であり続けます。