7人任せにして得られる開運などない「占いよりも大切な話」

 占いを有料で行わないゲッターズ飯田氏を書店で近くに見た時、オーラも感じない代わりに占い師特有の暗さも感じなかった。占い師の中には客に不安になることを言い依存させる者も少なからずいるが、彼の本質は研究家気質の作家なのだなと感じた。「運が悪いと言って幸運になれた人はいない」という言葉から「運」をコントロールしているという自負を感じた。
 
 占いより、「私は幸運になる」と決意をすることが重要であるのなら、占い師とは顧客に「幸福への決意を提供する」存在だと言える。往々にして占いにはまる人は「運とはコントロール不能の得体しれぬもの」と捉える傾向にあり、その認識方法は自律神経にも悪い影響を与える【参考文献:「自律神経がすべて解決してくれる  」小林 弘幸 (著)】。
 つまり逆説的だが、占いに頼る必要のないマインドが真の占いの商品なのである。氏によれば「成功者の多くは成功前から寄付を習慣としている」そうであり、それはまぎれもない彼の体験談でる。

 なおマーフィー博士の本によると、資産家の関心が高いことの2位に寄付が挙げられていた。彼らは利益配分の適正さの才により資産家であり続けられていると考えられる。
(500文字)

人間性や生き方に問題があれば、占いは役に立たない。
ゲッターズ飯田


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