6.「知識ゼロから学べる簿記入門」 桜田はな(制作)

 日商簿記3級は個々の単元は基礎的な内容でも仕訳、勘定記入、決算など初学者が学ぶべき範囲は広い。そして日常的に使用しない用語のインプットが多ければ負担となる。苦手とする箇所が1つ2つと生じてくると合格は途方もない道のりに思え、学校で習うにしても授業だけでは理解が追い付かず、一人おいていかれたような気持ちになる。
 そんなときに何度も繰り返して視聴することができる動画チャンネルはありがたい。自身の体験談を述べれば簿記の勉強を始めて2週間目にひょっとしたら50点くらいとれると考え試しにネット模擬を受け結果は18点だった。不安を抱えながらも満足に模試を受けられる土俵に立てたのは勉強開始から1か月後のことで1回目は64点だった。そこから約2週間、繰り返し模試を10回以上受け平均点を70点台後半まで高めた。
 
 設問文を読み取れない問題に出くわすと長考しペースが崩れる失敗パターンに気付き、仕訳を徹底的に見直して臨んだ本試験で90点をとることができた。「知識ゼロから学べる簿記入門」 桜田はな(制作)の仕訳チャレンジ動画が不得意の洗い出しと確認に役立った。基本50題と応用30題を抑えたい。
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