運動会は親も見られているんですね
10月1日息子の運動会でした。
息子がここ一週間毎朝言うんです。
「パパ運動会たのしみ~」
「何が楽しみなん?」と聞くと、元気よく「かけっこ!!」と息子は答えます。
「ダンスは?」と聞くと、「あんま好きじゃない。」と言います。
そう、我が子、去年の年少さんの運動会のダンスでは石像の如く動こうとせず、踊ることはせずに周りの子をじっくり観察してました。
そして、今年。
「ダンス」がはじまりました。
運良く、私がカメラを構えている正面に息子が来た。
撮影ポジションとしては最高です!
「用意!!!」
ダンススタート!!
先生の号令ではじまり、
ミュージックに合わせて、ステップ踏んだり、
腕をグルグルまわしたり、
カラフルのポンポンをふりふり動いてる。
私は目の前の息子の頑張りに、気づけば涙がジワリ溢れそう。
涙腺を抑えながらも、
正面の息子にカメラを向け続けました。
ベストポジションで、息子の表情をはっきり捉える良い写真が撮りたい一心で。。
息子は口を真一文字にして真剣な眼差し。
ハッとあることに気付きました。
一つの動きが終わるたびに、息子は、私の方をパッと見ていることに気付きました。
子どもは親を見ている
子どもがいくら見渡しても親たちはカメラで必死。。。
そう、子どもたちはおそらく皆んな、親に見て欲しい、ママは見てくれてるかな、と視線は親に向けているはずも、親たちは無表情でカメラ構えている。。
記録に残すため必死になっていましたが、
記憶に残すためしっかりこの目で息子の姿を焼きつけたいと思い、
カメラを降ろして、両目でしっかり息子を見続けた。
息子が私を見た時には、どの瞬間も目が合うようにずっと息子を見ていました!
ダンスが終わりカメラをしまうと見えている視野が変わりました。
子どもたちがテント内で待機している間、担任の先生だけでなく、たくさんの先生方が準備で走り回ったり、子どもたちに明るく声をかけています。
この光景を観ている時点で、涙が溢れてくる私。
涙腺ゆるゆるな男だったけど、競技も始まっていないタイミングでなぜだか涙が出るなかで子どもたちを見守っていました。
かろうじてマスクで隠すことができたので恐らく誰にも、オッサンが号泣している姿を見られなくて本当によかった〜
ほんとうに我が子の成長も感じるし、保育園の子どもたちの集合体はかわいいし、先生方の暖かさや想いも勝手に感じとって、涙腺崩壊が生じてました。
あ〜成長したな〜。
かけっこが始まり息子は足が速いけど、何だか周りを見ながら皆で楽しく走ろうぜー、みたいな空気で競争する姿、もうみんなみんなかわいくて!!!!しかも息子が一等賞でテープを切った姿はカッコよかったです!!!
成長〜〜〜〜〜〜〜!!!涙
そんな運動会の帰り道。
息子は私たちに言うてきました。
「ママ来てくれてありがとう。パパも見てくれたのが嬉しい」
私の目にはふたたび涙が溢れた。
「こちらこそ、イチカめっちゃがんばったね感動したよ、ありがと」
息子が照れ臭そうな笑顔を私たちに向けた。
“パシャリ”
私たちの頭の中に、最高の笑顔が記憶に残りました。
ただ心で感じることの大切さに気付いた一日でした。
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