TOEIC800点超えの勉強法と当日の戦術

こんにちは。てらいけです。
今後英語学習に関する内容も少しずつ更新していきたいと思います。
(自分のモチベーションを上げる期待もこめて)
まずは第一回として自分の英語学習の礎となりました、TOEIC 800点を超える時に行った勉強法を紹介したいと思います。

本記事の内容

  • TOEIC 800点超えにお勧めの書籍3種類

  • その3冊をどう利用したか?勉強法について

  • 試験本番での解き方のコツ

書いた人の英語学習の変遷

  • 中学最後の英語の試験で栄えある2点獲得 (100点満点)

  • 高校の時に選択TOEICを受講するも2連続でビリの点数を取り先生にいじられ続ける

  • 理系の端くれとしてシリコンバレーに憧れを持ち英語を学習することを決意

  • 約4ヶ月程で、420点 (高校3年時から放置) →585点→700点→830点とスコアを伸ばし800点超えを達成 (初めて超えたのは2016年頃です)

  • 現在は(色々苦戦してますが)海外駐在中

勉強用の書籍3選と活用法

単語

中学や高校のように単語テストなどがないので中々定着が難しいと思います。そこで、書籍の紹介だけでなく実際にどうやって覚えて言ったかもお話させていただきます。

単語の参考書としては、『キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 800』の1冊のみを使用しました。

ちなみに実は『キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE600』の単語帳もありどちらも購入したのですが、
600にはほとんど見向きもせず500点台のときからいきなり800で勉強しました。
下記理由から、結果的に正解だったと思います。

  • 絶妙に知っている単語が出てくるので、最後まで読もうという気がそがれる

  • 本当に頻出単語がまとまっているので、逆に単語として勉強しなくてもカバーできる

それでは具体的にどう勉強していったのかを記載いたします。

単語勉強法
まずは付属の音声をダウンロードして、一回分12単語を三回程聞きます。
単語と単語の間に時間があるので家にいるときは発音もしていました。

次に付属の赤シートを使いながら、日本語を見て、英単語を言えるかチェックします。このときは逆はやらず、スペルも気にしません。
このときに答えられなかった単語をルーズリーフに書き出します。

何日かして1ページ分いっぱいになったら今度は日本語の方だけ隠して、単語を見て意味を答えられるかをチェックします
ここで答えられなかったら単語にチェックして、間違えた単語だけをまた確認して、間違えたらチェック、、ということを繰り返してすべてに答えられたら1回の勉強は終了です。

こんな感じで知らない単語ピックアップ
→間違える度チェックをしてました

自分の場合は1200単語収録されているこの本でルーズリーフ8枚分(=16ページ)くらいになりました
1ページ目からノーミスで言えるようになったら日付や印をつけておき、3回そろったらそのページはもう卒業ということにしました。
このやり方で大体の単語の意味を定着させることができました。

リスニング

リスニングは教材としては1種類ですが、2冊使用しました。
使用したのはずばり、公式問題集です。
(厳密には僕が使ってたのと違いますが、最新版を使用するほうが良いです)

ポイントは各リスニング問題の復習の仕方です。一度解いたら、まずは日本語訳を確認します。
日本語訳を大体頭に入れたら、英語のスクリプトを見ながら、音声の真似をしてくオーバーラッピングを行います
※お勧め勉強法としてシャドーイングもよく聞きますが、個人的にTOEIC900点以上くらいの英語力がないと公式問題集でのシャドーイングは難しい気がします。

オーバーラッピングを5~10回ほど繰り返しましたら、日本語訳を見てスクリプトの英文を唱えられるように音読いたします。
暗唱は完璧でなくとも大体できるようになればオッケーです。

まったく同じ文章が出てくることはありませんが、傾向として大体似た文章が出てくるので、
公式問題集の文章をそのまま覚えてしまうことで試験時の聞き取り能力もアップすると感じました。

リーディング

実はリーディング対策はPart5・Part6のみしかやっていません。
もちろんPart7の対策もやるに越したことはないのですが、周りの方を見てもリスニングや文法問題の方が伸びやすいと感じておりますので、就職活動や仕事の関係上早く800点超えを達成されたい方は後回しで良いかと思います。僕がTOEIC 800点超えを達成した際のスコアも830点(L: 465点 R: 365点)でして、リスニングで点数を稼ぐことで達成しました。

そしてリーディング対策の本も一種類しか使用しておらず、中村澄子先生著の『1日1分レッスン! 新TOEIC TEST 千本ノック!』シリーズのみです。

このシリーズはいくつか発刊されておりますが、僕は3巻,6巻,7巻を重点的に勉強しました。
(たまたま地元の本屋にあったので)

勉強の仕方は非常にシンプルで、まず問題を解いていきます。
ちょうど本の右上にチェックをつける欄がついているので、

  • 間違えた問題は×

  • 正解の内理由が説明できるものを○

  • 正解の内直感で正解したものは△

と問題を解くたびにチェックしていきます。
これを全部の問題に一度でも○をつけられるまで行います。

また文法もほとんど覚えていないのにいきなり問題に取り掛かってもいいのだろうか……?と不安になっている方も安心してください。
各問題ごとにどんな文章の構造になっているかきちんと解説がついているので走りながら学ぶことができます。
僕は中学最後の英語試験では2点を取ったあげく、大学は推薦で私大理系へと進学したので基本的な文法もかなりがばがばな状態でしたが、このシリーズを3冊勉強することで基本的な英文法は身につけることができたと思っております。

試験当日の戦術

高得点を取るにはもちろん純粋な英語力が一番重要ですが、いざ本番を迎えたらどう試験問題を解いていくかも大きな要因となります。

そこで僕が意識しておりました、試験当日の戦術をお伝えできればと思います。

質問から読む

長文問題では問題に取り掛かる前に質問を読むようにしてください。
これはリーディングPart 7だけでなく、リスニングPart3/4のどちらにも言えます。

こちらは集中するポイントを事前に分かっておいて欲しいということもありますが、なんとなくで良いので大体どんな話が展開されるかのイメージを持って欲しいという意図があります。

おそらく自分の得意な内容や好きなお話の場合は英語が聞き取りやすかったり、すらすら読めたというご経験があるかと存じます。
どんな話が繰り広げられているか、の雰囲気を掴んでいる方が遥かに理解力が増すのです。

あたかも自分の得意領域が展開されているような環境に近づかせるために、是非先に質問を読むようにしてください。

タイムマネジメント

先ほど申したとおり、リスニングに関しても質問を先に読んでいる方が遥かに正答率が高くなります。
そこでPart3や4で回廊に悩むようなら勘で記入してしまい、次の問題の質問を読むようにしてください。

これと似たことがPart5でも言えます。穴埋め問題は記憶量との戦いの側面もあるので、考えても正答率が上がる可能性が低いです。

逆に後半のPart7ではじっくり読むことで文章全体の理解が深まり正答率が上がる可能性はございます。
せっかく単語の勉強もされているのですから、その機会を生かせるPart7にみっちり時間を使いましょう。

コストパフォーマンスの良い問題を解く

タイムマネジメントとも関連しますが、
リーディングセクションの最後20問は、設問5個に対し、2つセットの長文(メールでの問い合わせとその返信)といった問題が4つ続きます。
(設問5問×4セットで20問)

今回提案した勉強法ではPart7の対策はしていないので、残り20問を迎えた時点で残り時間はかなり限られていると思います。

そこですべての問題を解くのはあきらめ、コスパの良い問題にフォーカスします。

コスパが良いとは何か?というと、要するに文章が短い問題です。

まず集中できるように4つの長文セットの中で長そうな2セット(10問分)は適当に記号を埋めてしまいます。(あまり意味はありませんが僕は10問全部Bとか、同じものにしていました)

次に、1番文章が短いものを5問すべての設問に正解する気持ちで集中してときます。

解き終わりましたら、2番目に短い文章問題に取り掛かっていただきたいですが。おそらく5問すべてとき終える時間はなくなっているかと思います。
そこで、こちらの文章問題は最初の2問ほどをじっくりと解きます。これは5問のうち最初の2,3台は片方の文章だけを読んで答えられるため、時間が大きく節約できます。 残り時間が5分未満の場合は3セット分を先に埋めてしまった方が良いでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
意外と暗記のすることが多く大変かと思われたかもしれません。
しかし、この勉強法では比較的TOEICに特化して効率的に点数を伸ばすことができたと思っております。
もちろん英語学習という点ではもっと必要なことがあると承知しております。
僕も実際に英語を使用する身としては至らない所だらけなのですが、点数として持っているだけで様々な機会に恵まれております。
是非点数を伸ばし、皆様の目標を達成していただければと思います。

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