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FX初心者必見!1日10分でできる簡単なトレード手法とは?

FX(外国為替証拠金取引)は、世界中の通貨の値動きに応じて売買を行う投資方法です。FXは、株式や債券などと比べて、低い資金で始められることや、24時間いつでも取引できることなどが魅力です。

しかし、FXにはリスクもあります。市場の変動によっては、大きな損失を出す可能性もあります。そこで、FX初心者の方におすすめなのが、1日10分でできる簡単なトレード方法です。この方法は、以下の3つの特徴があります。

  • トレンドフォロー型:市場の流れに沿って取引することで、安定的な利益を狙う方法です。

  • スイングトレード:数日から数週間の期間で取引することで、短期的な値動きに左右されない方法です。

  • テクニカル分析:チャートや指標などを使って、市場の動向やエントリー・エグジットのタイミングを判断する方法です。

この記事では、この3つの特徴をもつトレード方法の具体的な手順を紹介します。FX初心者の方でも、1日10分程度の時間を使って、簡単に実践できます。ぜひ、この記事を参考にして、FXの世界に挑戦してみてください。

1. トレードする通貨ペアを決める

まず、トレードする通貨ペアを決めます。通貨ペアとは、FXで取引する2つの通貨の組み合わせのことです。例えば、米ドルと日本円の通貨ペアは、USD/JPYと表記されます。

FXでは、世界中のさまざまな通貨ペアが取引されていますが、その中でも、特に人気が高く、流動性が高い通貨ペアをメジャー通貨ペアと呼びます。メジャー通貨ペアは、以下の6つです。

  • USD/JPY(米ドル/日本円)

  • EUR/USD(ユーロ/米ドル)

  • GBP/USD(英ポンド/米ドル)

  • AUD/USD(豪ドル/米ドル)

  • USD/CAD(米ドル/カナダドル)

  • USD/CHF(米ドル/スイスフラン)

この中から、自分の好みや目標に合った通貨ペアを選びます。例えば、日本に住んでいる場合は、USD/JPYやEUR/JPYなどの日本円を含む通貨ペアがおすすめです。
これは、日本円の値動きに影響を与える要因(日本の経済指標や政治情勢など)について、比較的容易に情報収集できるからです。

また、自分のトレードスタイルに合わせて、通貨ペアの特徴を考慮します。例えば、値動きが大きく、ボラティリティが高い通貨ペアは、利益のチャンスも大きいですが、リスクも高いです。

逆に、値動きが小さく、ボラティリティが低い通貨ペアは、利益のチャンスも小さいですが、リスクも低いです。自分のリスク許容度や利益目標に応じて、通貨ペアを選びます。

2. トレンドを確認する

次に、トレンドを確認します。トレンドとは、市場の長期的な流れのことです。トレンドには、上昇トレンド(価格が高くなる方向に動く)、下降トレンド(価格が低くなる方向に動く)、横ばいトレンド(価格が一定の範囲内で動く)の3種類があります。

トレンドを確認することで、市場の状況を把握し、トレードの方向性を決めることができます。トレンドフォロー型のトレード方法では、基本的には、上昇トレンドでは買い(ロング)、下降トレンドでは売り(ショート)のポジションを取ります。横ばいトレンドでは、トレードを控えるか、レンジ相場と呼ばれる価格の上限と下限の間での取引を行います。

トレンドを確認する方法はいくつかありますが、ここでは、移動平均線という指標を使って説明します。移動平均線とは、過去の一定期間の平均価格をプロットした線のことです。

移動平均線は、価格の変動を平滑化し、トレンドの方向や強さを示すのに役立ちます。移動平均線には、期間の長さによって、短期的なトレンドを示す短期移動平均線と、長期的なトレンドを示す長期移動平均線があります。

一般的に、短期移動平均線は、10日間や25日間などの期間を使い、長期移動平均線は、50日間や100日間などの期間を使います。短期移動平均線と長期移動平均線の関係によって、トレンドの状態を判断します。具体的には、以下のようになります。

  • 短期移動平均線が長期移動平均線よりも上にある場合は、上昇トレンドです。

  • 短期移動平均線が長期移動平均線よりも下にある場合は、下降トレンドです。

  • 短期移動平均線が長期移動平均線と交差する場合は、トレンド転換のサインです。

  • 短期移動平均線と長期移動平均線が近づいたり離れたりする場合は、トレンドの強さに変化があることを示します。近づく場合は、トレンドが弱まることを示し、離れる場合は、トレンドが強まることを示します。

以下は、USD/JPYの日足チャートに10日間の短期移動平均線と50日間の長期移動平均線を表示したものです。赤い線が短期移動平均線で、青い線が長期移動平均線です。

!USD/JPYの日足チャート

このチャートを見ると、以下のことが分かります。

  • 2023年12月から2024年2月にかけては、短期移動平均線が長期移動平均線よりも上にあり、上昇トレンドが続いていました。この期間は、買いのポジションを取るのが有利でした。

  • 2024年2月中旬には、短期移動平均線が長期移動平均線と交差し、トレンド転換のサインが出ました。この時点で、買いのポジションを決済するか、売りのポジションを取るのが良かったでしょう。

  • 2024年2月下旬からは、短期移動平均線が長期移動平均線よりも下にあり、下降トレンドが始まりました。この期間は、売りのポジションを取るのが有利でした。

  • 2024年3月初旬には、短期移動平均線と長期移動平均線が近づき、トレンドが弱まることを示しました。この時点で、売りのポジションを決済するか、トレードを控えるのが良かったでしょう。

以上のように、移動平均線を使ってトレンドを確認することで、トレードの方向性やタイミングを決めることができます。移動平均線は、他の指標と組み合わせて使うことで、より効果的になります。次の項では、その一例として、MACDという指標を紹介します。

3. MACDを使ってエントリー・エグジットのタイミングを見つける

MACDとは、Moving Average Convergence Divergenceの略で、移動平均線の収束と発散を表す指標です。MACDは、以下の3つの要素から構成されます。

  • MACDライン:短期移動平均線と長期移動平均線の差をプロットした線です。通常は、12日間と26日間の移動平均線を使います。

  • シグナルライン:MACDラインの9日間の移動平均線です。

  • ヒストグラム:MACDラインとシグナルラインの差を棒グラフで表したものです。

MACDは、以下のように使って、エントリー(ポジションを取る)やエグジット(ポジションを決済する)のタイミングを見つけることができます。

  • MACDラインがシグナルラインを上から下にクロスするときは、売りのサインです。

  • MACDラインがシグナルラインを下から上にクロスするときは、買いのサインです。

  • ヒストグラムが0を上回るときは、上昇トレンドが強まることを示します。

  • ヒストグラムが0を下回るときは、下降トレンドが強まることを示します。

以下は、USD/JPYの日足チャートにMACDを表示したものです。赤い線がMACDラインで、青い線がシグナルラインです。緑色の棒グラフがヒストグラムです。

!USD/JPYの日足チャート

このチャートを見ると、以下のことが分かります。

  • 2023年12月から2024年2月にかけては、MACDラインがシグナルラインよりも上にあり、ヒストグラムが0を上回っていました。これは、上昇トレンドが強いことを示しています。この期間は、買いのサインが多く出ていました。

  • 2024年2月中旬には、MACDラインがシグナルラインを下にクロスし、ヒストグラムが0を下回りました。これは、下降トレンドが始まることを示しています。この時点で、売りのサインが出ていました。

  • 2024年2月下旬からは、MACDラインがシグナルラインよりも下にあり、ヒストグラムが0を下回っていました。これは、下降トレンドが強いことを示しています。この期間は、売りのサインが多く出ていました。

  • 2024年3月初旬には、MACDラインがシグナルラインに近づき、ヒストグラムが0に近づきました。これは、トレンドが弱まることを示しています。この時点で、エグジットのサインが出ていました。

以上のように、MACDを使ってエントリー・エグジットのタイミングを見つけることができます。MACDは、トレンドフォロー型の指標なので、トレンドがはっきりしているときに効果的です。

トレンドが不明瞭なときには、誤ったサインが出る可能性があります。その場合は、他の指標や手法と併用することで、精度を高めることができます。

4. まとめ

この記事では、1日10分でできる簡単なトレード方法を紹介しました。この方法は、以下の3つのステップで行います。

  • トレードする通貨ペアを決める

  • トレンドを確認する

  • MACDを使ってエントリー・エグジットのタイミングを見つける

この方法は、トレンドフォロー型でスイングトレードを行う方法です。テクニカル分析の基本的な知識と、移動平均線とMACDという2つの指標を使うだけで、簡単に実践できます。FX初心者の方は、ぜひ、この方法を試してみてください。FXの世界は、無限の可能性が広がっています。

FXに興味のある方は、ぜひ、自分に合ったトレード方法や指標を探してみてください。FXは、自分の判断や戦略によって、利益や損失が決まる投資方法です。

そのため、自分のスタイルに合わせて、柔軟に対応できることが重要です。また、FXは、リスク管理や資金管理も必要です。市場の変動によっては、予想外の損失を出す可能性もあります。

そのため、自分のリスク許容度や資金力に応じて、適切なロットサイズやストップロスを設定することが必要です。FXは、簡単に始められる反面、簡単に終わらせることはできません。FXは、長期的な視点で、コツコツと積み上げていくことが大切です。

最後に…


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