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作品を大切に思うこと
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
手作りした世界に一つしかない作品を値引きしてはいけない!と私は教わりました。
奇しくも、一緒にイベントした木の花工房さんも同じことを教えられたとおっしゃっていました。教えてくれた人は違いましたが、、、
今もその教えは守っています。
埃が取れなくなったりした時は売り物から外しますが、値引きはしません。
ときにはおまけをつけることはありますが、正規の値段で買ってくださった方が一方にあるのだから、値引きはしてはいけないのです。
先日、お気持ちだけ頂けたらと言って値をつけない人に出会いました。
イベントの日にかなり安い金額提示をされてもご縁だからとその値段で渡しているのをみましたが、作品が泣いてないかなと思ったものです。
値段をつけるのはとても難しいこと。
これまでさまざまな試行錯誤をしてきました。
今はやっと自信を持って価格を決めています。高いなぁと舌を巻く方もありますが、なぜ高いのかを説明させていただきます。
それで買われなかったら、ご縁がなかったということ。
値付けが間違っていたわけではありません。売れるほうがうれしいから値引きするというのは目先のことだけ追っていて、後々自分の首を絞める行為です。
でも、案外そういうことをする作家さんが集まったイベントもありますね。
私は桜の花一輪でも、自分でデザインし、作り方を工夫してきました。
ゼロから一を生み出す苦労は大きいけれど、出来上がった時のうれしさはなににも比較できません。
教えてもらったことを忠実に守るだけではオリジナリティは出ません。
先日も縫製のプロの方のお話を聞いていて、自分だけの工夫がとてもたくさんあることを知りました。
すべてを聞かせることはないですが、聞いてくださる時は何を使って、どう作るかをきちんと説明させていただきます。
食い入るように見てくださる方は作品の価値をわかってくださる方です。
先日はどうしても作ってみたいという方があって、連絡先をお知らせしておきましたが、さて、どうされるかなぁ?
展示会のような非日常の場面で気持ちが高揚しているとやってみたいと思っても、日常に戻ると熱が冷めることもあります。その方のお気持ち次第。
昔は一人お客様ができたと思ってワクワクドキドキしましたが、今はそんなこともなくなってペースが乱れないことのほうが大切になってきました。
桜の季節は終わったので、次は花菖蒲や藤。
この二つがまたオリジナルで、とても手間がかかる花です。でも、できるとそれはきれいなので、そろそろ作り始めようと思います。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com
サポートしていただけたら、作品のための素材購入などに当てさせていただきます。よろしくお願いしますm(__)m