我を無くして次の命につなぐ
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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いつも楽しみに見させていただいている冬穂さんのnote。
先日のこの記事の中の一言にぐっときました。
このフレーズにぐっときました。
人も含む命というものは必ず消えていくもの。
でも、消えてなお、なにかを繋げていく。
目先の利益を追って、目の色を変え、だれかれを押しのけ、蹴落とす生き様はなにを残すのだろう?
人として生を受け、それぞれにやれることを続けて生きることは尊いこと。
名誉や財産を築くことにばかり気を取られることなく、淡々と生き抜くことのなんと尊いことか?
今年の暑さの中をしのいで生きているとこんなことが浮かんできます。
私自身が新しいことにチャレンジする元気もなく、じっくりゆっくり作っていた時間が増えたので、今までと違う心境になったようです。
生きてるだけで丸儲けといったタレントがいましたが、この夏はこのフレーズがぴったりだと思いつつ、養生し、作り、読みという生活を繰り返していました。
私という個はやがて消えるけれど、また人という種は生まれてくるのです。
その営みは壮大なもの。
その流れの中で誰でもない一つの命として生き、死ぬってすてきだなと思いました。
次の年の同じ季節に再会できる花。
今年のように暑さが残る年でも、秋の花は季節を違えずに咲くのです。
この単純な営みのなんと尊いことか?
それを冬穂さんの一言で思い起こしました。
命の意味を私なりに考えるきっかけをいただきました。
我を無くして、命を繋ぐことを一番に考えていこうと思います。
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