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守護神キングオージャー強化の変遷と、ロボ好き目線からの本編の感想

 『王様戦隊キングオージャー』最終回を気持ちよく迎えるために、直前1ヶ月かけてキングオージャーの強化形態を辿っていったので、その一連のツイートをまとめていく。

・カブトキングオージャー

初登場:4話『殿のオモテなし』


・スコーピオンキングオージャー

初登場:7話『神の怒り』


・ホッパーキングオージャー

初登場:9話『ギラ逃走中』


・レジェンドキングオージャー

初登場:10話『伝説の守護神』


・タランチュラキングオージャー

タランチュラもレジェンドシュゴッドに括られていたので、他と同様に単体での武装形態もあるかもしれない


・エクストリームキングオージャー

初登場:18話『始まりの王冠』


・ゴッドキングオージャー

初登場:25話『王と民の戦い』


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 キングオージャー玩具の感想については以前の記事で触れたので、今回は本編の感想も含めて書こうと思う。

 結論から述べると、いちロボ玩具オタク目線での『キングオージャー』の評価は大満足です。劇中でのロボの扱いについて、各所であれこれ言われているが、突き詰めると「番組後半での出番が極端に少ない」というくらいだ。少なくとも自分は、出番が少ないだけでロボの扱いはかなり丁寧だと感じた。

 ひとつ目は「ロボ戦に至るまでの流れがしっかり組まれている」点だ。特に好きなエピソードがキングコーカサスカブト初登場回の『シュゴッダムの動く城』で、「国民総出で城を動かす」という前話と登場回の内容が全てキングコーカサスカブトの起動のための前振りとなっているため、ロボ戦に突入したときの盛り上がりもひとしおである。ロボ戦がある他のエピソードでも、ロボ戦が「する必要の有るロボ戦」としてストーリーの流れの中に組み込まれている。戦隊のロボ戦は時々、無理やり詰め込んだかのような消化試合になることもあり、今作ではそれを全てカットしたような印象を受けた(勿論、消化試合でも出番があった方がよい、というのも理解できるが)。

 二つ目は「合体バンクのカッコよさ」である。ここは完全に個人の趣味嗜好になるが、前述の記事で触れている。

 三つ目は「目立った黒星が少なく、ロボの格が保たれている」点だ。これは出番が少ないことも関係しているとは思うが、「登場すれば勝ち確」という印象が強い。キングオージャーは2000年前から存在する守護神という設定なので、神として存在が安っぽくなりすぎていない所は好きだ。特に最高戦力であるゴッドキングオージャーは相手が総じて最強格であり、更に(記憶する限りでは)負け戦が無い。出たら勝ち確のロボである。

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 Twitter上だと「玩具目線のキングオ嫌い」と「玩具を買っていないキングオファン」の対立構造がそこそこ目立っており、自分のような「玩具オタクのキングオ好き」の存在が透明化されているような気がして不安だったので、ここで今一度自分の感想を文章化しておいた。

 似たような立場の人に届けば幸いです。

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