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百均だけで『仮面ライダーアクションフィギュア ガヴ』をツルテカに!【仮面ライダーガヴ】

 突然ですが、ガヴ(ポッピングミ)のスーツって面白いですよね?
 昨年のガッチャードのスーツも全身にメッキ塗装が使われていて驚いたのですが、今年のガヴもグミのような透明感と弾力、ツヤ感を反映したようなスーツで新鮮味がある。

 一方で、その特殊性ゆえに立体物での再現は中々難しい。
 最速で入手できるガヴのアクションフィギュアとして、ボイトイの『仮面ライダーアクションフィギュア』がある。

 見て分かる通り、優秀な可動域や適度な肉付き、アーマーのグラデーション塗装など、こと可動フィギュアにおいては高クオリティに仕上がっている。

 これでクリアアーマーだったら文句の付け所もなく完璧じゃないですか?

 ということで、今回は「何とかしてガヴのスーツの質感を再現したいよ~!」という回です。
 とはいえ、TwitterやYouTubeで見られるような「型を取ってクリア樹脂に丸々置き換える」みたいな高度なことは自分には出来そうにないので、簡単に実現できるような内容で考えていきます。

 アーマーを透明にできないなら、せめてスーツのようなテッカテカのツヤ感を出せたら良いな、ということで…

 つや出しトップコートを買ってきました。どちらもDAISOで揃えたので220円しかかかっていません。

 こいつを早速アクションフィギュアに…と行きたい所なんですが、この手の物を使うのは初めてで何が起こるかも分からないので、一旦ソフビで試します。3桁円で買えるからね。

 
 手を加えていない状態のガヴはこんな感じ。

 正直既にメタリック塗装で輝いているのですが、ここから右半身だけにトップコートを塗っていきます。
 
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 塗った結果がこちら。顔を除いた左半分(右半身)だけに塗っています。

 カメラ越しだと分かりづらいですが、右肩などに注目すると光の反射の具合が若干違うかな?って感じです。一旦乾燥を待ちます。

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 説明には「重ね塗りをするときは2時間以上おく」と書いてあったのですが、せっかちなので1時間くらいしか経っていません。

 写真を撮ったは良いものの、これが2度塗り前なのか2度塗り直後なのか忘れました。右肩が大変テカっています。
 2度塗りしてさらに1時間ほど待ちます。

⌛⌛⌛

 こちらがツヤありトップコートを右半身に2度塗りしたソフビガヴです。肉眼で見比べると地味ながら確かにツヤを感じます。

 
 脚の方は分かりづらいので上半身でチェックします。

 
 やっぱりカメラ越しでは分かりづらいので、左右から光を当てて見てみます。

↑左から
↑右から

 どうですか…?胸アーマーに注目してもらうと、光の反射の仕方が明確に違っていると思います。右から当てたとき(トップコート無し側)だとぼやっと光が広がるような乱反射ですが、左から当ててみるとキレイに光を反射して光っています。

 
 とりあえず普通に塗れば問題無さそうだと分かったので、ここからはアクションフィギュアの方にも塗っていきます。

 ソフビは元からメタリック塗装で輝いていたのもあり違いがわかりづらかったですが、アクションフィギュアの方は元がマットな質感になっているので、違いは分かりやすいはず…。

 まずはマスキングから。アーマー以外に塗料が付着しないように覆っていきます。
 最初に外せるパーツはなるべく外しておきます。

 マステを無くしたのでセロテープで代用しています。

 画像の謎ポーズは、塗装面が全て上を向くようにするためです。

🖌️🖌️🖌️

 1塗り目が一通り終了。しばらく置いて乾燥させます。

 
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 一旦乾いた状態。ここから2度塗りしていきます。


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 2回目は少し厚めに垂らして層になるようにしました。さらに乾燥を待ちます。
 
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 乾燥が終了したのでマスキングを取ってパーツを組み立て直します。

 完成したのがこちら。

 テッカテカ!良い感じに光を反射して艶々と輝いています。

 動画の方が分かりやすいかも?


 改造前と並べて比較。

 グラデーション塗装など、元々のフィギュアの再現度がかなり高いので、少し手を加えるだけで本物に近づきます。後はアンダースーツの黒色にツヤ消しコートをかけても良いかも。

 所々気泡が入っちゃってますが、そっちの方がジューシー感があるのでセーフとします。

 
 顔の方もしっかり光ります。

 
 「どうする?」の構え。線状に入ったハイライトが良い感じにツヤ感を出してくれる。

 
 カメラ越しで見ると分かりづらいですが、肉眼で見ればツヤツヤしているのが明確に感じ取れます。触ったときの感触もツルツルします。
 
 今回は簡単な改造になってますが、裏を返せば誰でも真似しやすいということにもなると思います。材料ならDAISOなどだけでも揃えられるので、責任は負いませんが是非!


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