2浪宅浪体験記⑦ ~孤独と絶望~
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相変わらず、集中は難しかったが
なんとか勉強は継続できていた。
そうこうしているうちに
模試当日がやってきた。
絶対いい結果を出してやる!
そう強い気持ちをもって家を出た。
自転車で20分ほどで会場に到着。
僕はごくりと固唾をのんだ。
試験部屋に足を踏み入れる。
ほとんどが友人ときているのだろうか
皆、参考書を片手にああでもないこうでもないと何人かで話し合っていた。
そんな彼ら彼女らがすごくかしこそうにみえた。
一人で来ているのは僕だけなように