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【ネタバレあり】無職転生-異世界行ったら本気だす-の未来の展開の考察-9 「500年時点のルーデウス編主要人物考察」

無職転生ファンの皆さんこんにちは。
当ページでは無職転生のその後について考察していきたいと思います。
まだ無職転生をお読みでない方は、ブラウザバックし、まず作品をお読みいただくことを強く推奨します。ネタバレなしで物語の展開をお楽しみください。非常に面白い物語展開で、また人生観について一考する作品です。
よろしくお願いします。

まだ考察・整理しきれていないところもあります。

ザノバ商店系列

ザノバ・ジュリエット・リリ
ザノバは、人族でよほどの長寿でもなければ500年で103歳のため、死亡していると思われる。
ジュリエットは炭鉱族の平均寿命が不明。しかし、同族のゴッドバルドとタルハンドの記述からある程度推測することができる。
蛇足編19話-「ゴッドバルドが才を見せるようになった頃には、まだラプラス戦役を知る老人が生きていた。」
ラプラス戦役は甲龍暦元年。ルーデウス編でのタルハンドらのおおよその年齢は不明だが、種族の寿命は人族より長命なのは間違いなく、ミグルド族と同程度のおよそ200歳ほどはあろうかと思われる。純血な炭鉱族のジュリエットが存命の可能性は大いにあり、ルーデウス編ではザノバの助手に徹し焦点があたるようなストーリーもなかったので、本来の活躍は本編ではないかと思われる。
ザノバ商店をルーデウス死後も残すのなら、のんきで魔道具一辺倒なリリの性格ではザノバ商店の経営は厳しいので、それを任せられるしっかり者の女将のような役割になるか。
リリは、ザノバ商店で魔道具の開発・修理部門に就職。本編では魔道具、特にオートマタの整備・強化に活躍すると思われる。オートマタを実力者に高値で卸しているので、ジュリ含め自身のまわりに護衛用のオートマタと、汎用魔導鎧で必要な戦闘能力は備えていると考える。

ルード傭兵団

リニア・プルセナ・ファリアスティア
500年時点で存命者は少ない。アイシャが存命である可能性が高いが、ルード傭兵団を動かしているのは世代交代した人であると思われる。リニアとプルセナが子孫を残せたかは記述がなく不明。代表取締役会長の重役は、アルスなど高齢等の理由で前線には出られないが、指揮系統としてアルス系図が後方支援として就任している可能性もある。
ファリアスティアは人族と長耳族のハーフで、現在の年齢は不明だが、500年時点で存命の可能性は高く、引き続き秘書を務めていると思われる。

アスラ王国

王室
アリエル・サリエル・エドワード
アリエルは、-間話「アスラ王国人物録「ルーデウス・グレイラット」」、「人物録」のアリエル項より、ルーデウスより早く亡くなっている模様。次代か次々代が王権を握っているとみられる。
アリエルには5人の子どもがいる。作中で登場したのはサリエル、エドワード。
サリエルは、アリエルがルーデウスと更なる縁のためにジークハルトと仲良くするよう画策するも本人同士の相性が良くなく、別の人物と結ばれた。どういう立場になるかは不明。
エドワードは、クリスティーナと婚姻したと見られる。エド・クリの系図は、500年の篠原秋人のフィットア領ロアでの戦死から、重要な位置づけになる可能性が高い。エドワードは王族で、バックに派閥貴族が存在している。その一つが四大貴族ボレアス家であると考える。(勘当したとはいえ元ノトス嫡男のパウロ-)ルーデウスと、元ボレアスでエリスの間の子のクリスティーナ。またクリスの子どもの配偶者の関係も影響すると考える。
ボレアス家は、転移事件直後から、その災害の責任を追及されてきた。ルーデウス編の当主ジェイムズも表の顔は当主然としているが内心疲れが見えていたとルーデウスは感じていた。ジェイムズも、アリエルが王となることが決まったあとルーデウスに接近しようとしている。名を捨てたとはいえエリスは紛れもないサウロス-フィリップの血統であり、その子のクリスがエドワードと婚姻したとなればボレアス家としては家の隆盛のため接近しようとするだろう。
最終的に500年でルーデウスの系図がフィットア領に影響し篠原秋人の救命につながると考える。

近衛騎士団
ルーク
アリエルとの間に(自分の子と確信する)子どもを少なくとも一人もうける。しかし作中ではアリエルの子のだれがどの父親か明言されていない。
容姿的特徴で可能性が高いのはエドワード。しかしアリエルとルークの間柄でいくと長子の可能性が高いが、少なくともサリエルより下と思われる。
可能性として、ルークが認知している子どもは別で、エドワードはアリエルとルークの子だがルークは認知していない、ということもあるし、またルークの子どもが一人だけとも限らない。

シャンドル(カールマン2世)・オズワルド(エウロス家)・ギレーヌ
シャンドルは、アリエルが存命中はアスラ王国の騎士団に所属しているかもしれないが、代替わりすると旅に出る可能性あり。アスラ王国でなくアリエルに仕えたいとの独白が作中にて語られているため。また王竜王討伐のエピローグで、本人とは限らないがシャンドルらしき人物が図書迷宮内で死亡している。
ギレーヌは寿命を迎え、レーヌ伝説で後継が登場すると思われる。
オズワルドはエウロス家である以外は詳細不明。

ドーガ・シルヴェストル・イゾルテ
ドーガとイゾルテの子孫がどのような役割になるかだが、オルステッドもこの二人の子孫を確認していないため未知数。ランドルフが全盛期に北帝級・水王級であったので、複合剣術の使い手となる可能性あり。
また水神流には5つの奥義があり、ルーデウス編でも奥義三種を修めた者は数名いる模様。そんな中でもイゾルテは水神となる。(蛇足編-7)なお、イゾルテの祖母レイダ・リィアは3種、うち最も困難な奥義2種を修め、その2種を組み合わせた幻の奥義剥奪剣界を修得。ドーガ・イゾルテの子孫は、剝奪剣界を習得するのか。また北神流と水神流を融合させた剣術を編み出すのか。
シルヴェストルは詳細不明。

貴族
グレイラット四大貴族
ボレアス
ボレアスの当主はジェイムズ・ボレアス・グレイラット。エリスがボレアスの血統であることを糸口に接近を目論む。ルーデウスとエリスの子クリスがエドワードと婚姻したと思われるが、これ幸いとさらに王権に食い込もうと画策すると考えられ、またエド・クリ側もそれを利用し自分たちの力にさせようとするだろう。
無職転生書籍版スペシャルブックにはフィットア領ロアの落成式が描かれ一応の復興が完了している。
500年に篠原秋人が戦死した合戦場がロアの近郊にある。

ノトス
ノトスの当主はルーク・ノトス・グレイラット。ルークの子が不明であるが、エドワードであるならば、ボレアス・ノトスの二つがエド・クリの派閥となる。

エウロス・ゼピュロス
ルーデウス編では登場の場が乏しく詳細不明。

王竜王国・黒竜騎士団

王竜王国
カークランド・フォン・キングドラゴン シャガール・ガルガンティス
カークは王竜王国国王となる。年齢は不明だが、アリエルに婚姻を申し込んでいたことからアリエルやルーデウスと同年代と思われ、500年には高齢または死亡していると思われる。才覚に優れ、黒竜騎士団は王竜王国の属国のうちはカークを相手に雌伏のときを過ごす。

シャガールは長耳族のクォーター(4分の1)で500年にも存命の可能性は高い。実力のある愛国者。王竜王国が滅亡の危機に陥りそうになるとヒトガミの使徒となる恐れが大きく高まる。

ミリシオン

教皇派
教皇・クリフ・クライブ・ローランド
クリフは最終的に教皇に就任。時期は不明だが、クリフの義理の祖父が教皇のあと、クリフはまだ教皇職には若年で別の人物が就いている可能性はある。小人族と人族の混血の寿命が明言はないが、クリフは500年時点で90歳を超える。
クライブは500年時点で73歳。ミリス神聖国でクリフの家業を継いでいるなら要職についている可能性が高い。ローランドは年齢不詳だが、ルーシー18歳、クライブ17歳で結婚しているので、20歳前後で生んだ場合50歳代。


神子・枢機卿派・ラトレイア
神子はもともと運命が弱く30歳になるまでに死亡していた模様。
ルーデウスがオルステッドに相談し、守護魔獣を召喚、1メートルほどの銀色の体毛、金眼のフクロウが、神子の守護につきおそらく寿命を全うすることになろうか。
立ち位置としては魔族排斥派にくさびを打ち込み牽制する役割であろうと思われる。神子の能力とラトレイア家が魔族排斥派強硬派の行き過ぎを防ぐ役割か。

大森林

ギュスターヴ・ギュエス・ミニトーナ・テルセナ
獣族の寿命については、多少の差はあれども人族と似た程度のようである。
ミニトーナ・テルセナはルーデウスと年齢もそう変わらないので次世代・次々代が族長になっていると思われる。


魔大陸

魔帝・魔王(だいたい30体前後いるらしい(第33話))
アトーフェ・バーディ・キシリカ
アトーフェは、北帝級の実力者の持ち主。知識や思案の頭は悪いが、こと戦闘に限っては瞬時の判断など機転の頭は良く、不死魔族の特性から人族の北帝級より強大。魔王と英雄の決闘に強い執着があり、自分を打ち負かした相手にはなんでも言うことを聞く。ルーデウスもアトーフェを打ち負かし仲間にした。アトーフェは自分が負けた相手にのみいうことを聞くのでルーデウス死去後はその契約から解放されているので次なる仲間が誰になるかである。魔神ラプラス側である線が濃厚であると筆者は考える。
バーディは、ルーデウス編で闘神鎧を装備し七代列強の第三位・闘神であるが、ルーデウス勢に負け、スペルド族の村付近の谷に秘密裡に封印されている。封印には闘神鎧と王竜剣カジャクトが神級結界の媒体として使われている。今後だれの味方もしないと断言していたが、ことキシリカに関していえばその執着から、キシリカの行動次第で変動すると考える。
キシリカは、甲龍暦417年で約300歳。第35話-キシリカ「復活してより300年。よもやこんな所(餓死寸前)で倒れるとはな……。この事は、ラプラスには知られてはならんぞ……」
「復讐は何も生まんぞ。妾も二度殺されておるが、今は殺した相手を恨んでなどおらん。人を恨めば、その恨みは連鎖する。そうして起きたのが人魔大戦じゃからな」
「ふむ。妾も復活したばかりで大した眼は持っておらぬが、魔力眼、識別眼、透視眼、千里眼、予見眼、吸魔眼……有名なのはこのへんかのう」
ルーデウス評「その戦闘力は大したことは無いが、12個の魔眼を体内に隠し持ち、あらゆるものを見透かす事ができるという。」
人魔大戦時、キシリカがラプラスに狙われた理由は?ラプラスが人族側で戦った目的は?ラプラスは第一次・第二次の人魔大戦にどういう目的があったのか。一つは闘神鎧の実践。一つは戦闘技術の発達によるオルステッドへの技術の継承はあるが。
500年時点で400歳に届かず。第二次ラプラス戦役時、実力のほどはどうか。またもともと戦闘面での能力は高いわけではなく、どちらかというと確かな実力者に魔眼を渡し、さらに強力にできる可能性があるのがキシリカの強み。例えばすでに北帝級の能力がある者に予見眼を渡した場合、使いこなせるものであれば更なる驚異的な能力向上になる。
予見眼だけでも強力な力だが、更なる大きな能力を持った眼を今後渡すこともできるもよう。残り6つの魔眼が判明していない。
間話「出会ってしまった二人」-キシリカは魔大陸から出られない模様。
第二次人魔大戦までは魔大陸は中央大陸とともに巨大陸であり、また書籍版7部の中央大陸北部のガルガウ遺跡にてキシリカの像がある。恐らく、第二次人魔大戦までは制約はなかったようである。

空中要塞ケイオスブレイカー

甲龍王ペルギウス・七星静香
ペルギウスは、魔神ラプラスの復活に備えている。500年は恐らく魔神ラプラスは復活していないため大きな活躍はないと思われる。
七星は、篠原秋人が前回のループの500年に召喚されていた事実を知らない。ひと月一日の覚醒が出来なくなる一応の期限は、ラプラスの復活が判明した時。ペルギウスが時間のスケアコートを七星に貸し出す余裕が無くなるため。
使い魔の特殊能力を組み合わせ様々な利点を作り出せる。作品内で明言されているのは光輝のアルマンフィと轟雷のクリアナイト。轟雷のクリアナイトは聴力に優れ、その耳で得た情報を光輝のアルマンフィが伝達する。今後戦争が勃発する可能性から、戦場で活躍するような特性である。
七星が篠原秋人を見つけるきっかけが何かは不明。ただしリリアの願いにより世界が改変され500年に篠原秋人は命が助かる。強い運命で篠原と七星は引き合わされる。

スペルド族

ルイジェルド・ノルン・ルイシェリア
ルイジェルド・ルイシェリアは長寿の種族なので、何事もなければオルステッド陣営として活躍するだろう。ルーデウス編完結時、スペルド族の村は、付近の谷にバーディガーディを封印しており、その触媒に王竜剣カジャクトと闘神鎧で神級結界を形成している。その事実を知っているのは、オルステッド、ペルギウス、ルイジェルド。またヒトガミが考えられる。
第24話-ルイジェルドの口語をルーデウスが要約「決して折れず、何者にも砕けず、あらゆるものを貫く最強の槍。に、なる可能性もあるらしい、本人の鍛え方次第で。」「だから、死ぬまで槍を離してはいかんのだ」
ルイジェルドは、自身の過ちから自分の槍を今後使うつもりはないらしい。自身の息子とはいえ他人の槍で帝級の腕前。
ルイシェリアはそのしがらみはなく、またルイジェルドという優秀な師範がいる。このルイジェルドの言い伝えらしきものが物語で描かれるとするなら、ルイシェリアの覚醒であろう。

以上、500年時点のルーデウス編主要人物考察でした。


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