見出し画像

【ネタバレあり】無職転生-異世界行ったら本気だす-の未来の展開の考察-6 「甲龍歴500年の中央大陸について」

無職転生ファンの皆さんこんにちは。
当ページでは無職転生のその後について考察していきたいと思います。
まだ無職転生をお読みでない方は、ブラウザバックし、まず作品をお読みいただくことを強く推奨します。ネタバレなしで物語の展開をお楽しみください。非常に面白い物語展開で、また人生観について一考する作品です。
よろしくお願いします。

今後の六面世界の展開を考察する上での前提

・原則として原作者「理不尽な孫の手」先生の「無職転生-異世界行ったら本気だす-」(Web版及び書籍版)、「古龍の昔話」(Web版)を原典として考察します。

・「王竜王討伐-最終章にして序章-」は、原作者本人が設定の違う点が多々あることを了承くださいとのことと、「感想返し」は、絶対の内容でないため参考程度にと考えています。ただし、例としてエピローグプロローグ・ゼロの「天才魔法騎士がアイシャである」は感想返しで原作者が断言していたこと、など一部は内容やルーデウス編の状況として間違いないと思われるものは原典としたいと思います。ただし気になる点はどうなるかは置いておいて推理したりするかもしれません。

・考察の際は、できる限り出典先と、重要なものほどその言動内容を明記しようと思います。できる限り原典で説明がつき、少なくとも原典で破綻がないよう努めるつもりです。
また、原作者が仰るように作中で言動があってもその人物がウソをついていたり、ウソでなくても見間違い、聞き間違いがあるとのことです。未来の考察なので、別の人物視点で別の状況になっていたり、明らかに状況が破綻していない限りはそれを基に考察しようと思います。例として、ナナホシは、「未来の篠原秋人が、所属している陣営が負けてしまい、その未来を改変するため過去にナナホシを送ったのではないか」との仮説をWeb版237話で話しているが、Web版エピローグプロローグ・ゼロにて、篠原秋人にそのような意図はなく過去改変の御子リリアの願いのみによるものであり、この仮説は破綻する、ということです。

・筆者が洗い切れていない、紐づけできていない原典の内容もあると思います。中にはそれが筆者の考察の内容が破綻するものも出てくると思います。出典を明示してもらえればその内容が正しいと判断したら修正しようと思っています。

・「事実の明示」と「未来の考察」はなるべくわかるように書きたいと思っています。

以上を前提として考察していきたいと思います。

当ページをご覧になる方は、原作者の「無職転生-異世界行ったら本気だす-」(Web版及び書籍版)以外にも、「古龍の昔話」(Web版)、「王竜王討伐-最終章にして序章-」、「感想返し」などを先に一通りお読みいただくことを推奨します。

それでは本題へ。

甲龍歴500年の中央大陸について

500年といえば、作中で語られている内容は、篠原秋人が戦争で戦死した年です。リリアはオルステッドのループに無意識に干渉し篠原秋人を召喚します。しかしこれは無職転生の舞台であるルーデウス編とは違う世界線です。アイシャの状況など再現性が絶望視されるような状態です。しかしエピローグプロローグ・ゼロでは、「500年に少年・篠原秋人が助かるように過去改変した」リリアの願いの世界です。実際に助かるかどうかは本編が待たれます。
今回は、物語でも一つのターニングポイントとなるであろう500年の中央大陸について考察していきます。

500年の中央大陸全域の状況について

中央大陸には大きく3つに分かれる。赤竜山脈が中央大陸を3つの地域に分けており、北部・西部・南部に分かれる。
・西部
アスラ王国が統治している。500年のフィットア領・ロアの町が、篠原秋人が戦死した場所。
・北部
鬼神帝国が全域を統治している模様。ルーデウスが拠点にしていたラノア王国魔法都市シャリーアは北部に位置している。
・南部
南部の約半分を統治している王竜王国、王竜王国の黒竜騎士団が密林地帯北部、赤竜の下顎の東一帯と旧紛争地帯も統治している模様。キッカ王国、サナキア王国などの王竜王国従属国は緩衝地帯として残っていると思われる。

北部はジョブレスオブリージュ最終話にて鬼神帝国が北部全土を収めたとあり、字面をそのまま解釈すれば魔法三大国も含めビヘイリル王国まで鬼神帝国である模様。
南部は、旧紛争地帯の北西の山脈の分かれ目に鬼神帝国の隠し砦があり黒竜騎士団長パックスJrがジークハルト、ジェダ、ヘパルパの部下に攻撃命令を下しているため統治していると思われる。
また赤竜山脈は赤竜の上顎と下顎のみ通行可能でそれ以外は通行不可だが、鬼神帝国の隠し砦があり、北部との転移魔法陣があると思われる。

アスラ王国の対ヒトガミの主力人物

第179話-オルステッド「アスラ王国が魔力・武力のいずれに力を入れるかで王国の存亡が変わる。アスラ王国からやつを倒す人材が生まれるからだ。」
現状誰かは不明。これまで登場が確認できた人物からは別世界線の救世主か。

レーヌ伝説に焦点が当たるのは

書籍版2部にて、ギレーヌが転移事件により紛争地帯に飛ばされフィットア領に帰還するまでの状況が語られ、その時の活躍からモチーフになったレーヌ伝説が現地で験担ぎの対象となっている。焦点があたるのはこのときにあるのか。レーヌ伝説はデドルディア族の女性。リニアか、ミニトーナの子孫が候補になるか。

篠原秋人とどのルーデウスの子孫が関わるか

500年の中央大陸の戦火は、別の世界線で天才魔法騎士がアイシャなので、アルス系図のアルス・アイシャ・ルロイ・フェリスが影響を及ぼす存在になると思われる。ルーデウス・アリエルの関係、オルステッドの思惑から、アルス系図がアスラ王国の救援に向かうのは妥当である。
戦争なのでロキシーやシルフィエットも対軍用で効果の高い聖級魔術の使い手として出張もありうる。
またアスラ王国にいるであろうエドワード、クリスティーナとその地位、子孫はどうなっているか。
また老アイシャはやはりたんぱくな印象があるのでアルスとオイタをして失敗し他者の気持ちがわかるようになったアイシャではなくわかっていないアイシャであろう。

移動手段について

中央大陸は赤竜山脈により北部・西部・南部の移動が大きく限定されるが、ルーデウスは転移魔法陣を旅人が使用するほど公然に広め、各地に配している。魔法陣が健在であれば遠方から瞬時に軍勢、兵站を送り込む補給路となる。逆も然り。また魔法陣を破壊すれば復旧、または新設するまで補給路を完全に断つ・断たれることにもなる。これからの六面世界では500年の中央大陸の戦火と、第二次ラプラス戦役(可能性)があるが、これら戦争の際には、彼我の転移魔法陣の所在を突き止め、いかに隠し通し、また秘密裡に設置した転移魔法陣の存在も戦いの分かれ目になるのではないか。

鬼神帝国の構成員は

作中で未だ詳細が明かされていない鬼神帝国の統治領域と支配階級の構成員が不明。ラノアのアルス系図のルーデウス一家は鬼神帝国との関係と、帝国相手にどう立ち回るのか。原作者は感想返しから鬼神帝国も語る予定であるとのこと。

死神ランドルフ・マリーアンについて

JOL感想返し+あとがきより、「(ジョブレスオブリージュ)最終話の時点でルディもランドルフも死んでる」とのこと。
死神の称号はジークハルトがランドルフから譲り受けたが、カールマン二世からの不死魔族の血が流れていること、戦いに嫌気がさしたことから、生存の可能性もありえたが、作者がぶっちゃけといっているので断定。

中央大陸戦火のあと

大枠の予想になるが、北部は鬼神帝国、西部はアスラ王国、南部は黒竜騎士団の独立が成立し新生シーローン(仮称)となり王竜王国と並び立つ結果になり、王竜王国は認めないまでも軍事行動を起こすことができないのではないか。

以上が「甲龍歴500年の中央大陸について」です。
ご覧いただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?