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【ネタバレあり】無職転生-異世界行ったら本気だす-の未来の展開の考察-7 「第二次ラプラス戦役」

無職転生ファンの皆さんこんにちは。
当ページでは無職転生のその後について考察していきたいと思います。
まだ無職転生をお読みでない方は、ブラウザバックし、まず作品をお読みいただくことを強く推奨します。ネタバレなしで物語の展開をお楽しみください。非常に面白い物語展開で、また人生観について一考する作品です。
よろしくお願いします。

今後の六面世界の展開を考察する上での前提

・原則として原作者「理不尽な孫の手」先生の「無職転生-異世界行ったら本気だす-」(Web版及び書籍版)、「古龍の昔話」(Web版)を原典として考察します。

・「王竜王討伐-最終章にして序章-」は、原作者本人が設定の違う点が多々あることを了承くださいとのことと、「感想返し」は、絶対の内容でないため参考程度にと考えています。ただし、例としてエピローグプロローグ・ゼロの「天才魔法騎士がアイシャである」は感想返しで原作者が断言していたこと、など一部は内容やルーデウス編の状況として間違いないと思われるものは原典としたいと思います。ただし気になる点はどうなるかは置いておいて推理したりするかもしれません。

・考察の際は、できる限り出典先と、重要なものほどその言動内容を明記しようと思います。できる限り原典で説明がつき、少なくとも原典で破綻がないよう努めるつもりです。
また、原作者が仰るように作中で言動があってもその人物がウソをついていたり、ウソでなくても見間違い、聞き間違いがあるとのことです。未来の考察なので、別の人物視点で別の状況になっていたり、明らかに状況が破綻していない限りはそれを基に考察しようと思います。例として、ナナホシは、「未来の篠原秋人が、所属している陣営が負けてしまい、その未来を改変するため過去にナナホシを送ったのではないか」との仮説をWeb版237話で話しているが、Web版エピローグプロローグ・ゼロにて、篠原秋人にそのような意図はなく過去改変の御子リリアの願いのみによるものであり、この仮説は破綻する、ということです。

・筆者が洗い切れていない、紐づけできていない原典の内容もあると思います。中にはそれが筆者の考察の内容が破綻するものも出てくると思います。出典を明示してもらえればその内容が正しいと判断したら修正しようと思っています。

・「事実の明示」と「未来の考察」はなるべくわかるように書きたいと思っています。

以上を前提として考察していきたいと思います。

当ページをご覧になる方は、原作者の「無職転生-異世界行ったら本気だす-」(Web版及び書籍版)以外にも、「古龍の昔話」(Web版)、「王竜王討伐-最終章にして序章-」、「感想返し」などを先に一通りお読みいただくことを推奨します。

それでは本題へ。

第二次ラプラス戦役

このページでは第二次ラプラス戦役について考察していきます。
 第一次は甲龍歴元年、魔神ラプラスが起こした戦いです。
 この時、龍神ウルペン、甲龍王ペルギウス、北神カールマン一世の魔神殺しの三英雄、またルイジェルド・スペルディアが人族側として戦い封印しました。
しかし封印されただけで別世界線では510年頃に魔神ラプラスは転生し、第二次ラプラス戦役を起こします。
オルステッドは、100回を超えるループの中、第二次ラプラス戦役で魔神ラプラスと戦い、また、一定の世界線を辿ればラプラスが転生する場所を突き止め可及的に生まれた直後に始末しているようです。
おそらくルーデウス編を経由した世界線ではラプラスは、オルステッドが経験してきた定点とは別の場所から転生すると思われます。
その考察をしていきましょう。

オルステッドの介入の有無

蛇足編13-オルステッド「俺が何もしなかった場合の歴史を『基礎』、
俺が動いたことで変わった結末や起きた出来事を『相違点』」

第217話-オルステッド「ラプラスはヒトガミに至るため、必ず殺さなければならない相手だ。奴は復活した後、しばしの潜伏期間を置いた後、仲間を集めて戦争を起こす。奴の配下を倒しつつ、ラプラスを仕留めるには、多大な労力と魔力が掛かる。その直後には、ヒトガミと戦わなければならないのだからな」ルーデウス「ええと……ラプラスを倒した後、魔力を回復させてから、という流れではダメなのですか?」オ「ラプラスの復活する時期は概ね決まっている。ループの終わりに近い時期だ。もっと早い段階で復活させようと画策した事もあったが、無理だった」

オルステッドのラプラスの対処について

211話-(別世界線)魔神ラプラスは、パックス・シーローンが王となり共和国を作ったあと、奴隷商人だったボルト・マケドニアスが台頭、パックス王が重用し、国の重鎮となる。その子孫から魔神ラプラスが生まれる。
魔神ラプラスがどこに生まれるか特定できてからは、
オルステッドは原則的にその世界線を辿るようにしており、すぐに処分している。
→魔神ラプラスは(恐らく人族であろう)ボルト・マケドニアスの子孫からでているので、510年頃に第二次ラプラス戦役、426~427年に「ラプラスの誕生は(約)80年後」とある。
しかし、211話-ルーデウス「例えば今からでも共和国を作れば……あるいはそのボルト・マケドニアスが結婚して子供を産むであろう相手とくっつけて……」、オルステッド「無駄だ。今まで試さなかったとでも思うのか?」これまでのオルステッドはボルト・マケドニアスの子孫からラプラスの誕生の固定化を別の世界線でも試したが失敗に終わる。
オルステッド「戦争を経由してではヒトガミには届かん。今回のループは、失敗だ」
=ボルト・マケドニアスからのラプラス誕生は不可能と考える。

第二次ラプラス戦役にむけてルーデウスの取り組み

213話-ル「鬼神や鉱神といった、今代では関わりが無いが、後にラプラスと対立する人物。水神流や剣神流も、今代の連中は関係ないが、その弟子たちはラプラスと対立する。また、北神カールマン三世、死神ランドルフといった長命な人物にも声をかけていくつもりだ。」
→水神流はルーデウスの影響が及んでいる可能性があるため別世界線と異にする可能性があるが基本的にはイゾルテの勢力内であれば対ラプラスであろう。
剣神流は剣の聖地で剣神のジノ・ブリッツと、異論を唱え出奔した剣帝二人はルーデウスの影響にはない。多少エリスの存在があるかもしれないが。
部分的に立場が違う勢力もあるかもしれないが大勢として剣神流は対ラプラスとみる。
死神ランドルフはジョブレスオブリージュ最終話時点で死亡している模様。

ジークハルトの息子がラプラスであった場合

ジークハルトの息子がラプラスの場合で、さらに第二次ラプラス戦役が起こった場合、ラプラス勢になる可能性が高いのはジークハルト、アトーフェ、アトーフェ親衛隊。キシリカもその可能性あり。キシリカがラプラス勢についた場合でも、封印された状態のバーディの参戦は一考か。バーディの封印を知る者はその時の存命者としてオルステッド、ルイジェルド、アレク、ペルギウス。またヒトガミが考えられる。バーディは魔眼無効化の薬を飲んで半永久的に魔眼には見えないためキシリカの魔眼でも場所は割れないが、ヒトガミならば可能。番人であるルイジェルド以上の使い手が向かえば解放はできる。そのときは人一倍正義感の強いルイジェルドがどうなるか…ララの占星魔術で増援があるかどうか。バーディは誰の味方もしないといったが、キシリカがラプラス勢につけば加勢の可能性は大いにありうる。封印の媒体である王竜剣カジャクト、闘神鎧は、オルステッド勢、ラプラス勢のどちらにも使用できる可能性はある。書籍版26部ではアールがカジャクトを盗まれ、剣聖相手に取り返すのを手こずったというカジャクトの潜在能力の高さが窺えるエピソードを語っている。

短いですが、「第二次ラプラス戦役」は以上です。
ご覧いただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。

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